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2013年3月10日日曜日

Stellaのイタリア旅行⑥F子とパルマ編

2月20日(水) T子が去り、F子登場 in Milano

長く思えたStellaのイタリア滞在もあと残り3日となった水曜日。この日は、やったら早く日本へ発ったT子かなりパリから遅く着いたF子のために、思いがけず長~い1日となった。


1分でもいいから多く寝ることに無尽の幸せを感じるStellaと違い、「どうせ4時起きだから、いっそのこと寝ない」作戦に出たT子。しかも、フランクフルト乗り継ぎ便の長ーーーいフライトの後、木曜日の朝日本についてそのまま出勤ていう。ありえん・・・

T子も去り、F子がパリから飛んでくるのは今日の夜10時ごろ。初めて一人ぼっちになって急に手持ち無沙汰になったStella。寂しいなー・・・T子ぉぉ・・・

どぉしよっかなぁ・・・やる気しないなぁ・・・。大好きなイタリアにありながら、唐突に中だるみのStellaである。遠出する気もしなければ、物欲も感じず買い物する気も起きない。かといって美術館に行って集中して絵画を鑑賞できるような気もしない。でもイタリアくんだりまできて仕事もいやだ(今まで散々してるし)・・・

というわけで、ミラノの街をプラプラとあてもなくさまようStella。あまり寝ていないせいか、アムスからの疲れがたまったのか、なんだか体調もイマイチである。しかし食いしん坊のF子がきたら、おいしいレストランに行かなくては・・・!ということで、ホテルで休憩。

そして現れたF子。
彼女も、仕事で色々あってストレス溜まってるみたい。

ヨシッ、美味しいもので解毒しよう!とばかり、もはや「遅くなった時の定番」と化しつつあるホテル近くのリストランテAqua Salaへ。
あったかくて柔らか〜なタコとルッコラのサラダをシェアし、Stellaは前回食べて感動したモチモチのショートパスタ、海老ととろとろモッツァレラ入りを再オーダー。


F子は前回「何これウドンみたいー」と文句?を言っていたボンゴレのパスタが実は気に入っていたのか、リピート。しかし今回、なぜか前回よりも麺が細く普通のパスタだったので、ウドンを期待していたF子は若干がっかり。


2月21日(木) 雪の中、パルマへ。

朝起きてシャワーを浴びていたら、F子が「雪だー」と声をあげる。
なぬ?!聞いてないぞ。

窓の外を見ると雪がしんしんと降っている。うーん、これはどこへ行くにもちょっと・・・美術館日和か?とも思ったが、予定通りグルメの街・パルマへ行くことに。

パルマと言えば、ご存知パルマハム。そしてパルメザンチーズ。エミリア街道は知る人ぞ知るグルメ街道なのである。
当然、食いしん坊のF子とStellaがそろえば、「目的=美味しいものを食べる、そして買う」となる。雪のせいで観光モチベーションはやや低い。地図も持たずに出かける。パルマ駅へ着くと、さっそくツーリストインフォメーションはどこですか?と尋ねる。駅前にはなく、街の中央にあるという。歩いてすぐだよ、という地元の人を信じ、雪の中をてくてく歩きだす。

確かに街は小さく、中心部は歩いて10分もかからないくらいだった。途中、おいしそうなハムがたくさんぶら下がった店の前を通る。2軒目に入ってみた。
パッケージもおしゃれな、パルメザンチーズたち。
おいしそう。俄然、ここで帰りに買い物する!!とF子。
それにしても、しんしんと雪は振り続ける。ブーツのStellaはいいが、スニーカーのF子はそのうち限界を迎えるであろう。


さらにてくてく歩いていくと、今度は店のショーウィンドーに、素敵な靴たち。ついつい入って物色。そしてお買い上げ。今日のような寒い雪の日にぴったりの、中がボアになったかわいいブーツをゲット。またもや良い買い物をした。
ついでに店のおばちゃんに、「この辺でお薦めのレストランはないか」と尋ねる。いかにも美味しいものをたくさん食べていそうなおばちゃん、「パルマ料理が食べたいの?お薦めならあるわよ。La GreppiaとTrattoria Corriere」。

よしっ。あとは場所を突き止めるためにツーリストインフォメーションで地図をゲットして尋ねよう。美味しいもののことになると俄然熱心な二人である。
ツーリストインフォメーションの女性によれば、この街の見どころのひとつであるGalleria Nazionale di Parmaは13時半で閉まってしまうらしい。お!それじゃあランチを食べていては間に合わぬ。というわけですぐに美術館へ向かう。

ここにはダ・ヴィンチの著名なLa Scapigliataという絵がある。


そして、これも有名。パルミジャニーノによる「トルコの奴隷」


トリップアドバイザーによれば:
フラ・アンジェリコ、ホルバイン、エル・グレコ、ヴァン・ダイク、ミュリロ、ティエポロ、カナレット等錚々たる顔ぶれに加え、レオナルド・ダ・ヴィンチの素描「女性頭部」が2枚のガラス板に挟まれて壁に飾られている。これがいかにもレオナルドという秀逸な作品。
更に、チーマ・ダ・コネリアーノ、フランチャ、コッレッジョ、パルミジャニーノ等のパルマが生んだ天才画家達が勢揃いするのだからたまらない。

確かに、中世のお城のような建物の外観からは想像もつかないような快適(この日は寒かったので中の暖かさが印象的だった)で整然とした内部。石の壁を活かしつつモダンな展示の仕方とほのぐらいライティング。美術館が嫌いでなければ是非おすすめの場所である。


さて、いよいよ本日のクライマックス・ランチタイム!!!

雪の中歩きたくない・時間がないという理由で、ふたつお薦めしてくれたレストランのうち、今居る所に非常に近い「La Greppia (ラ・グレッピア)」に行くことに。


まずは、前菜を1人一皿。その後のパスタとメインコースは、半皿ずつにして、デザートのお腹を開けておく作戦。ただし、ワインはたっぷりと。

F子が食べたのはパルマ産のハム、最高級ハム「クラテッロ」と柔らかいサラミの盛り合わせ。Stellaはパルメザンチーズのスフレ。
パスタはアーティチョークなどを使った野菜のパスタ。添えられてきたクッキーの人形がお茶目で可愛い。


メインはなんと、ヤギのお肉
ものすごくジューシーで柔らかい上に、くせがなく優しいお味。キャラメリゼした薄切りの生姜(一見、寿司のガリに似ている)のソースが絶妙!!F子も絶賛の美味しい一皿であった。このコンビネーションは後にも先にもなさそうで、非常に印象に残った。
もちろん、最後にパルメザンチーズ食べたよ。


あー、あー、あーおいしかった。
パルマに何しに来たって、半分食べに来ただけって感じだけど、それもいいのだ。
マジでマッシモに生ハム土産に買っていこうかと思ったくらいだぜっ(この日の夜はスカラ座「ノートルダム」2日目)
また来たい、パルマ。グルメ街道ばんざい。

fin.

2013年3月9日土曜日

Stellaのイタリア旅行④T子とフィレンツェ編

2月17日(土)フィレンツェ散策

やってきました、花の都フィレンツェ。天気も最高。

何を隠そう、T子とStellaはこの日のために「冷静と情熱のあいだ」を10年ぶりくらいに再読していた。というかT子から借りたStellaは「blu」をまだ読んでいる途中だった。
何はともあれ、ホテルに荷物を置いたら、街へと繰り出そう。

しかし肝心のドゥオモに来てみたら、ミサ中で開くのは13:30からと言う。そうか、今日は日曜日。なーんだ。

じゃあ、ってことでStellaのガイド付きフィレンツェ観光の始まり。

まずはレップブリカ広場。フィレンツェ名物のイノシシ像。そしてジェラートを頬張りつつ(ウマ~い♡)、何の祭りかわからないが中世の騎士っぽい扮装でパレードする人々を眺めつつ、ポンテヴェッキオへ。


その後、Stellaのお気に入りの革手袋屋へ行こうと思ったら、その手前になかなか良さげな手袋を売るブティック発見。なんとそこでT子とStellaは、人への土産も含めて合計革手袋10ペアというかなりの大人買い。愛すべき法務のマドンナへの誕生日プレゼントも、ここでゲットした。

さっきのジェラートでだいぶお腹がいっぱいの2人、ランチ時を逃しそうだがとりあえずカフェでひと休みすることに。トスカーナ料理のリッボリートというパンと野菜の煮込みを2人でシェアした。お腹に優しい素朴な一皿である。

さて、いざドゥオモに!と引き返してはみたものの、クーポラには今日は登れないという。地階のみ見学し、あおいと順正のドゥオモに登るのは明日の10時に持ち越しである。朝も早よからヴェニスに移動予定だったT子とStellaは、あとでサンタマリア・ノヴェッラ駅に寄ってより遅い時間の出発に切符を変えようと決めた。

メインイベントとも言うべきドゥオモが明日にお預けと分かった2人は、大聖堂の隣にほぼ同じ高さでそびえ立つジォットの鐘楼に登ることにした。か、かい…だん…うぉぉ、とゼェハァ言いながらやっとてっぺんに。今日ドゥオモには登れないけど、ここからの眺めもまた絶景。それに隣からこんな風にドゥオモを見下ろすことが出来るのはここだけ。


まだ時間はあるし日も高いから、時間のかかるアンド明日月曜はお休みのウフィツィ美術館へ。これまた長蛇の列が恒で、美術館好きのStellaも過去、初めてフィレンツェを訪れた時に見学して以来、再訪したいと願いつつ諦めていた。が、この日はなぜか列は比較的短い上に割とサクサク進んだので大喜びのStella。
ウフィツィ美術館はルネサンス芸術が好きなStellaには世界に二つとない特別なミュージアムである。誰でも知っているボッティチェッリ「春」「ウルビーノのヴィーナス」の他にもダヴィンチ、ポッライオーロ、リッピ、ミケランジェロ、ラファエッロなどなど、収蔵品の数々は垂涎もの。それなのに、入場料は6.5ユーロとびっくりするほど安い。パリのルーヴルやロンドンの大英博物館は広過ぎて疲れるけど、ウフィツィ美術館は程よい大きさなのも嬉しい。

ウフィツィ美術館の屋上テラスから見たヴェッキオ宮殿。

連日歩き回って蓄積した疲労が足腰に来た2人は、「もう何でもいいから早く何処かに座りたい」願望がピークに。そこでStellaのお気に入りのワイン・惣菜屋さんVinotecaへ行くことに。早くも夕暮れ、再び通りがかった花の聖母大聖堂(Santa Maria del Fioreとはフィレンツェのドゥオモの愛称)の神々しいまでの美しさに心打たれました。


今日は日曜でこれまた閉まっている、フィレンツェの胃袋・メルカート・チェントラーレ(中央市場)のすぐ向かいにあるこの店は、Stellaのお気に入りである。前回去年の5月にフィレンツェに来た際も、20時からバレエ鑑賞だから腹ごしらえ・・・・といいつつハムやチーズの盛り合わせがものすごぉぉぉくおいしいので、ついついワインを3~4杯飲んでしまった。/(-_-)\


美しいパッケージのソースたち。見ているだけでワクワクする。
T子は目にも鮮やかな色とりどりの調味料やソース、そしてとっても美味しいワインを購入。

一度ホテルへ戻り、仮眠。泥のように眠る2人。遅めに予約してあった近くのリストランテへと、重い頭と脚を向けるも、T子はさすがに疲れが出た模様でワイン抜きのディナー。
ここもStellaのお気に入りのひとつで、特にフィレンツェ名物のトリッパ(ハチの巣)と、ジェノベーゼソースのパスタがオススメ

  


2月18日(月) フィレンツェ2日目

昨夜は疲れて無口だった2人も、寝て起きたら元気になった。ここHotel Mario'sはこじんまりとして趣味のいい可愛らしいホテル。
朝ごはんはこんな感じ。

さて。今日のメインイベントはドゥオモ。ただし10時まで登れないので、荷物をまとめてチェックアウトしたのち我らが向かったのは、Farmacia Santa Maria Novella(サンタマリア・ノヴェッラ薬局)。ここはStellaのお気に入りで本当なら隣接のミュージアムと呼ばれる展示スペースが開く11時まで待ってT子を連れて行きたかったが、時間と効率性の関係で止むを得ず。しかも最近日本にも何店舗か進出して知名度が上がってしまったこのパフュームリー、開店とほぼ同時に行くと、日本人観光客ばかり。
ま、いいや。あたしのお気に入りは、ここの石鹸。Tabacco Toscanoっていうのが、ものすごぉぉぉくいい香りで、手を洗うたびシアワセな気分になれるので、皆さん試してみてね


★冷静と情熱の・・・★

ドゥオモに初めて登ったのは、2009年だった。

ちょうどその時のフィレンツェ滞在で、順正とあおい、とはいかないまでも、ある人と出会って恋に落ちた。一緒にドゥオモには登らなかったけど、フィレンツェの街のそこかしこには、その人との思い出がまだ息づいていて、時たま切なくなる。一時期はイタリアの中でも最もお気に入りだったこの街も、そんなことがあってからは足が遠のいていた…ま、ノーテンキなT子を見てるとそれも忘れそうになるんだけどね…(⌒-⌒; )

466段の階段を昇らなくてはならないこのドゥオモも、Stellaは今回短く早く感じた。なぜかというと今日はとってもすいていたから。混んでいる時は特に後半、通路がものすごく狭くなるので反対から来た人とすれ違うのにしょっちゅう立ち止まって待たなくてはならず、なかなか進まない。
しかし今日はスムーズ!肥満の人は登れないねえ、これ。とか言いながら、ドゥオモのてっぺんへ! 

さすがに絶景である。高さ90メートルから見渡す、赤茶の屋根たち…「瓦に似てるね」とT子。汗ばみながら登ってきたあとの心地よい風を全身で受けながら、ぐるりとクーポラを一周し、順正とあおいが出会ったのはこの辺りかな…と想像を巡らせる。



さて、本目的も達成したし!
意気揚々ドゥオモを下る(下りの方が脚にくるぅ〜)。本当はヴェッキオ宮殿もきれいだから是非見て欲しいけど、何せStellaほど美術館好きでないT子が主役のこの旅。あとはのんびりショッピングと散策としよう。
サンタ・クローチェ教会は、広場が気持ちいいのでそっちまで歩いてみる。


広場の一角にあるカフェで、イタリアン・スイーツ♡をお供に、コーヒーをいただく。シチリアのお菓子スフォリテッラのバリエーションが3種もあるこのカフェ・リストランテFinisterrae。最近すっかり内装をリニューアルしたらしく、このパティスリーの充実ぶりはおNEWである。美味しかった!またフィレンツェで疲れた時のお茶に使おう。


★フィレンツェで買い物とランチ★

トルナブオーニ通りは、グッチ、プラダ、ディオール、プッチなど高級ブランド店が軒を連ねる。フェラガモ本店にはフェラガモ・ミュージアム併設。ここでT子はとても可愛いボストンを見つけ、ハウマッチして頭を悩ます。(Stella達が旅行していたこのわずかな期間に、ユーロはどんどん値上がりし、街中の両替屋のレートなんか131円くらいになってて、あり得ん!!と叫んでいた。)

結局買わずにランチ突入。さっきのスイーツのおかげで、2人ともお腹はあまり空いていない。一人前を2人でシェアしたら嫌がられるかしらん?と思ったけど、ふらりと入ったこの店では、前菜一皿、パスタ一皿しかオーダーしなくても、何も気にする風でもなかった。

レモンクリームソースのトルテッリ。爽やかでとても美味❥
 フィレンツェを去る時間がやってきた。
イタリアに来ると、それぞれの街が個性豊かで魅力満載だから、次の街へと移るたび、名残り惜しい。T子も、初めてのフィレンツェが至極お気に召したよう。

さようなら、フィレンツェ。また来年(出来れば)。

fin.

イタリア旅行③ T子とミラノ編

216() T子到着!!

金曜をフルで働いた後、深夜便に乗って土曜の朝到着するT子と合流するため、Stellaも朝早くにトリノの街を出た。トリノからミラノ中央駅までは列車で1時間。移動時間を利用して、仕事。


ミラノに到着し、市内のホテルで
T子を待つ。朝10時より前に着いたのに、なんと部屋にもう入れると言う。やったぜ。

しかし、
T子が着くまで身動きが取れないため、もちろんこの空き時間は、仕事。 ブー。

先にヨーロッパ入りし、フルフラットの快適ベッドで寝ていたStellaよりもよっぽどくたびれているはずのT子の顔を見たら、意外と元気で安心した。T子は初めてのヨーロッパ・初めてのイタリアにコーフン気味。

荷物を置いたら、早速ミラノの街へと繰り出そう。
水の干上がったナヴィリオ運河。過日の雪でが見られる
まずはTabacchi(タバッキ)でバス・地下鉄・トラム共通の10回分の回数券を買おう。13.8ユーロ也。トラムやバスの場合乗るときに車内のマシンでビビっと刻印してから75分は乗り放題。地下鉄は一回改札を通って出るまで。

もう昼も近いので、「まずはドゥオモに行きたい」と言うT子にお預けを食らわせつつ、ブレラ地区に。いきなり洒落乙なエリアに降り立ち、フォトジェニックな街並みにシャッターを切るT子。


ランチ場所に選んだのは、ミラノに住む友人M子に勧められて気に入っている、Torre di Pisa (ピサの斜塔)。レストランで賑わうこの界隈の外れのほうで、いつ来ても「あれっ⁈閉まってる⁈」と見紛うほどのひっそりした佇まい。が店内は奥行きもあり、ウェイターさんも愛想が良く、いつも美味しいランチを求めてやって来る常連で賑わっている。


前菜盛り合わせを2人でシェアし、昨日も食べたクセにStellaは好物の生肉タルタル(日本で食べれないから飢えている)、T子はセージバターソースの大きなラビオリ。中にはリコッタチーズとほうれん草が入って、美味。こういう美味しいパスタを食べると、本当に「ああ!イタリアに来た!」って思う。
ワインをデキャンタで控えめに飲んだものの、やっぱり足りない二人。赤ワインをグラスで追加して、昼からすっかりいい気分に。



待ちに待ったドゥオモの前に来てみたら、ものすごーい人だかり。何度も来ているけれど、こんなに混み合っているのは初めてだぞぉ・・・

カーニバルを楽しむひとたち。地面にはたくさんの紙吹雪。
ミラノに着いたときから気になっていた小さな紙吹雪は、実はカルネヴァーレ(カーニバル)のせいだった。かの有名なヴェネツィアのカーニバルは1週間前。その他の都市は、1週間遅れらしい。道は仮装した人や子供たちであふれ、音楽が鳴り響き、パレードやダンスが繰り広げられる。
なんとも騒がしい中、T子とStellaは酔っ払った気だるさと闘いながらドゥオモに登った(といっても、エレベーターを使ったけどね)。


ドゥオモ前はすごい人ごみだった。
そしてそのあとは、ドゥオモ付近で泡のスプレーを掛け合ってはしゃぐ大人子供を用意周到に避けつつ、ヴィットリオ・エマヌエーレIIのガレリアを通り、スカラ座前へ。高級ブランド店だらけのモンテナポレオーネ通りをウィンドーショッピング。バレンタインデー直後なので、ハートのデコがかわいい。


あとは、スフォルツァ城の方へ向かっててくてく。途中でセクシーイタリア下着ブランド、La Perlaのセカンドライン、Studio La Perlaでお買い物。可愛いのに親ブランドよりかなり安い!が、この辺で歩き疲れていったんホテルへ。


★ミラノでフレッシュな魚が食べられるリストランテ★

ディナーは、ランチ場所をレコメンしてくれたイタリア在住の友人M子と。「海から遠いミラノなのに、新鮮な魚介類が生で食べられる」とM子オススメのSabbia d'oro。実は、Stellaが初めてイタリアに遊びに行った2002年頃、M子はこのナヴィリオ運河近辺に住んでいた。その当時も近所のトラットリアに連れて行ってくれて、皿から溢れそうな生ハムの盛り合わせに感激したことを今でも覚えている。その頃はMBAを取得するため学生だったM子と、フランス留学中だったStella。実に10年振りの再会だが全く変わらないM子は、テキパキと我々の希望を聞きオーダーしていく。

近くのテーブルに、この店によく来るというM子の男友達が2人。帰りがけにチャオ!とやって来てひとしきり挨拶した後、いったん店を去ったのに何故かまた戻ってきた。シチリア人だというこの2人、一緒に座ってワインを飲みつつ、我々がオーダーした生の海の幸の盛り合わせについて、美味しい食べ方をレクチャー。しらすのような小魚には辛いオイルを掛けると美味しいよ、と言うのでやってみたら、本当に美味しい!M子の言う通り、「シチリア人は魚の美味しい食べ方を知っている」。



そんな彼らも次の店へと移る(そう、世間じゃ今日は金曜の夜。)と言う。そのあとで食べたメイン!
ピザ生地で覆われた深皿の中に隠れているのはなんと、海の幸のスパゲティー!しかも、ちゃんとアルデンテ‼これはすごい!火加減と調理時間難しそうー!そして魚介のダシでめっちゃ美味しいよ~、Stella感激したよ~。ありがとうイタリア、ありがとうM子。

開けてビックリ、ピザ生地の下に隠れているのは海の幸たっぷり!!のパスタ。

これから友達に合流するから、とM子は誘ってくれたが、何せヘロヘロの我々は一も二もなくホテルへ帰ることを選んだ。特に長旅・時差ぼけのT子はお疲れのはず。さあ、明日からの旅に供えて簡単に荷物の詰め替えもしなくちゃ…
2日後にまたミラノに戻ってこのホテルに泊まるので、Stellaの大きなスーツケースは置いておいてもらい、T子の小型スーツケースひとつに2人の荷物をまとめる。準備万端!おやすみなさい。

fin.

2013年3月6日水曜日

Stellaのイタリア旅行②トリノ編

Stellaにはフェリックス君という猫のような名前の友達がいる。現在トリノに在住の彼を訪ねて、5回目のイタリア旅行にして初のトリノ探訪といってみよう。

214() トリノへ到着

夕刻、ミラノ郊外のマルペンサ空港に到着。トリノまで行くには、いったんミラノ中央駅に出て(40分かかる)トリノ行き列車に乗るよりも、空港から出ている直通バスのほうが早く着くと言われた。しかも20ユーロと安い。(所要時間約1時間40)
トリノには大きな駅がふたつある。街の中心に近いPorta Nuova駅はミラノから来た人がたいてい着くほう。Stellaが乗ったバスは街の西にあるPorta Susa駅だ。トリノにはPoという(イタリアで一番大きいらしい)川が流れている。Po川に面したPiazza Vittorio Veneto (ヴィットリオ・ヴェネト広場)から歩いてすぐのところに、フェリックスは住んでいる。
Po川の向こう岸から眺めた、Piazza Vittorio Veneto。
夜も遅めの時間だったので、フェリックスの家の近くにある、Da Micheleという家族経営の小さなお店でディナーにした。フェリックスの友達のアンナちゃんも参加。

まずは、Farinataというトリノでよく軽食として売っている、ひよこ豆を原料にした塩味のパンケーキのようなものをつまむ。フランスのニースに行くと同じようなひよこ豆のスナックでソッカ(socca)というのがあり、それもおいしかったがファリナータも外がカリカリしていておいしい♡
Burataというチーズを使ったカプレーゼに、大迫力のスパゲッティボンゴレ。そしてもちろん、地元ピエモンテ産のおいしいワイン❤

ジェントルマンのフェリックスは、ハッピーバレンタイン、と言ってStellaに薔薇を一本くれた。
そっか!今日ってバレンタインデーだった。。。。


ご存知、海外のバレンタインには男性が女性に花などを贈ったりするが、女性が男性にチョコレートを贈る習慣はない。・・・去年、そういうのを無視して、スカラ座のマッシモ宛にわざわざロサンゼルスから、チョコを送ったなあ・・・(^。^;) おそらく、意味わかんなかっただろうなあ・・・

 
215() トリノ散策

トリノで生まれ育ったアンナのおすすめで、Piazza della Reppublicaのメルカート(青空市場)へ行ってみる。イタリアの市場はフランスのマルシェよりも色が鮮やかな気がするのは気のせい?アーティチョークなど、冬の野菜が並んでとても賑やか。



次に街の中心に向かって歩いてみた。ドゥオモ、Palazzo Reale (王宮、今は武器博物館)、Piazza Castello (カステッロ広場)、Palazzo Madama (マダーマ宮殿、今は美術館)などを眺めながら散策。。おおっと、ここでもうお昼の時間。ランチの場所を探すとしよう。

ドゥオモ。質素なたたずまい。
広場側から見た、Palazzo Reale 王宮
トリノの街にはアーケードが非常に多く、美しい。フェリックスによれば、昔トリノの貴族が、雨が降っても出かけられるようにとあちこちにアーケードを作らせたらしい。ランチに選んだこのレストランも、そんな古く美しいアーケードに見とれながら行きついたお店。




午後は美術館博物館めぐりにあてよう・・・おっと、その前に偶然通りかかったMandarina Duckのウィンドーに50% Offの魅力的な文字。PCバッグが欲しかったのよね・・・ついつい入ってあれこれ物色。結局黒の革製バッグをお買い上げ。

マンダリナ・ダックの端正な革製バッグ

Mandarina Duckのバッグは、たいていスーツケースにアタッチできるようになっていて非常に機能的で、PCの重さにも耐えられる丈夫な縫製。良い買い物をした。ホクホク


まずは、Museo Egizio (エジプト博物館)。ここにはミイラや古代エジプトの遺跡がたくさん展示されていてすごく綺麗だった。春休みなのか、子供の団体がたくさんいて賑やかだった。



そしてMuseo del Risorgimento (イタリア統一博物館)。他の街にもリソルジメント博物館はある。前から不思議だったのだけど、イタリアでは革命のことをRevoluzioneと言わずにRisorgimentoという。フランスは絶対王政から共和国制になったからフランス革命。イタリアはイタリアというひとつの国に統一されたからリソルジメント。ま、日本人のStellaにはちょっと難しい、イタリアの近代化の歴史ってとこかしら。なのでこの博物館は流して見学。いいのいいの、「トリノってこんな感じだったなぁ」くらいの印象が残れば。

博物館見学に疲れたら、トリノ名物の飲み物Bicerin(ビチェリン)でひと休み
コーヒーとチョコレートの飲み物に、クレーム・シャンティーがたっぷり。小さなグラスで供される。
3つめはMuseo Nazionale del Cinema。これが実はいちばんつまらなかったなーStella的には。映画大好きなんだけどね。でもここの頂上から眺めるトリノの街とアルプスはすごーく綺麗だった。

信じられないほど高くそびえるアルプスが、高層ビルのはるか上に見える。
ラ・モーレ・アントネリアーナの壮麗な外観。中は展望台と映画博物館。
La Mole Antonellianaというのはトリノのシンボルとなっているタワー。高さ167Mもあるので長いことヨーロッパ1高い建造物だったそう。エッフェル塔が300M、東京タワーが333Mくらいだから、その約半分ですね。中はMuseo nazionale del cinemaとなっており、映像技術についていろいろ学べるスペースになっているが、タワーのみ上ることもできる。

リストランテを9時に予約してあるので、8時にフェリックスと、アンナと待ち合わせて彼らオススメの穴場!!とも言うべきCircolo dei lettoriで一杯アペロしてから。これは本当に穴場です。誰でも無料で入れる、素敵な読書の場所。コンサートや読書会などの催しものもいろいろと行われてる。もとは貴族の館だったものを、市民の集う憩いと文化活動の場所として現代に生かしています。Great idea!!



今夜は、Porta di Poという高級おしゃれリストランテでお食事。
美味です
http://www.portadipo.it/online/index.php/it

日本でユッケがほぼ禁止になって以来、生肉に飢えているStellaがトリノで絶対食べる!とフェリックスに宣言していた、carne cruda battuta al coltello (生肉タルタル)。こんな小洒落たのでなくても良かったんだけど、ま、この高級リストランテなら肉の鮮度も安心だろう。


デザートももちろんトリノらしいものを、ということでgianduia(ジャンドゥーヤ)を使ったチョコレートケーキ。ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツのペースト入りの高級チョコで、トリノの名産だがイタリア各地で手にはいる。日本でも明治屋とかで売っているらしい。もちろんデパ地下に行けば見つかるだろう。

楽しい・美味しい食事をありがとう、フェリックス。お友達のスイートなアンナちゃんも。そしてトリノの夜は更けてゆく。明日も早いけど、旅に出るといろいろな想いが頭の中をぐるぐるする。でも明日からは一人じゃない。日本からT子が来て、一緒にイタリアを楽しむのだ!


fin.