2012年5月4日金曜日

パリオペ・エトワール公演2012について

今更ですが、今年の冬にやってきたパリ・オペラ座のダンサーたちからのメッセージビデオを見ました。
「Love from Paris エトワール」に先駆けて撮影された模様。
・・・なぜ、男性ダンサーのみなのか?不思議ですが、興味深いです。

日本語字幕がついています。
http://www.youtube.com/watch?v=tlxCK78LL7c&feature=bf_next&list=HL1336106431

バンジャマン・ペッシュ団長から。
さすがはアーティスティック・ディレクター。マニュエル・ルグリもよくしゃべるけど、この人も饒舌。
団長らしく、東日本大震災後の日本に対する思いやりの言葉。
あのプログラムがローラン・プティへのオマージュの意味合いもあるとは存じませんでした。
・・・・っていうかStellaが観に行ったBプロでは、ペッシュ本人が腰を痛めてプティ作品はキャンセルになったっていう(`・ω・´) そのせいで、楽しみにしていたイザベル・シアラヴォラも見れなかったの~(´;ω;`)
最後に、「こんばんわ!」と言ったのに(可愛かったですね!)、違和感を感じられる方もいると思いますが、これはフランス語でBon soir(こんばんわ)は、夜出会い頭の挨拶としてだけでなく、別れ際にも用いるからです。
別れ際のボンソワールは、こんばんわではなく、「良い夜を」という意味です。("お休みなさい"はBon nuit=ボンニュイ)。


次にスジェのヤニック・ビトンクール君
マイ王子と呼んでいますが、・・・・・やっぱりしゃべりが下手っていうか、シャイですな。苦笑。
好感が持てます。
もう2回も日本に来ていた(今年の冬が3回目だった)とは知りませんでした。

そしてフロリアン・マニュネ。
この人は頭の良さそうな、クールな(気取らない)しゃべりをしますね。
出待ちしたときもそういう印象を受けましたがそのまんまです。背も一段と高いですし、すでに主役も踊っている彼は今後がとても楽しみ。

続いてこの間「バヤデール」でエトワールに昇進した、ジョシュア・オファルト。
彼もまた照れ屋で、優しいお兄さんて感じですね。

お次、(来日しないのだから無くても良いのに、と思いますが)マチアス・エイマン。
なぜ来日出来ないかという理由を語っています。
疲労骨折の治癒が悪くて手術、安静にしないと行けないということです。
8月のバレエフェスにはくるようなので、完治していることを祈ります。

トリはマチュー・ガニオ。
実はStellaはガニオが話す声を初めて聞きましたが、ちょっと予想に反してました。
意外とよくしゃべる。見た目のソフトさから予想するようなソフトな声ではなかった。などなど。

Stellaはガニオのことが正直あまり好きになれる気がしないのですが、ひとつ感心しちゃったのは日本でどの演目を踊ったかというのをきちんと覚えているところです。
当たり前?なのかな、でも彼はいろんな国で踊って、日本にも何度も来ているはずだから、いちいちきちんと覚えているのはやっぱり日本をちょっと特別に思っているからだと思います。

"北海道に行きたい"だなんて、いいこと言うじゃ~ん(Stellaは北海道出身)、、、、これがヤニック・ビトンクールだったら・・・と思ってしまう。←めっちゃ勝手。
最後のVenez nous voir danser~♪(僕らが踊るのを見に来てください)の言い方が、キュートですね。

そしてこちらは、ドロテ・ジルベールと、フロリアン・マニュネが被災地(宮城)を訪れた時のドキュメンタリー。
http://www.youtube.com/watch?v=54_9T0SRB9Y&feature=autoplay&list=HL1336106431&playnext=1

ドロテもフロリアンも、子ども達を見つめる表情が優しげで、こういうことをしてくれたのが彼らであったのが嬉しいですね。

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