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2012年7月30日月曜日

世界バレエフェス全幕「ドン・キホーテ」 ロホ・マックレー

2012/7/30
おはようございます。

ついに昨日幕をあけました、第13回世界バレエフェスティバル。

東京文化会館のロビーも、特別仕様に!

全幕「ドン・キホーテ」初日は英国ロイヤルのタマラ・ロホ、スティーヴン・マックレー組。



「ドン・キホーテ」を全幕で観るのが初めてのStellaはこの日をとても楽しみにしていた。
いつもバレエ関係でお世話になっているGさんによれば、東京バレエのドン・キはいろんなバージョンがある中で初心者にもわかりやすい版だとか。

第13回世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ
「ドン・キホーテ」
◆主な配役◆
キトリ/ドゥルシネア姫:タマラ・ロホ
バジル:スティーブン・マックレー
ドン・キホーテ:高岸直樹
サンチョ・パンサ:高橋竜太
ガマーシュ:松下裕次
メルセデス:奈良春夏
エスパーダ:木村和夫
ロレンツォ:永田雄大


Stellaはバレエ好きだけどシロウトだから、細かいことわかんないしテクニックについても勉強中だから、偉そうに批評できませんけど、シロウトなりの感想を綴ります。


★スティーヴン・マックレーにホの字★
驚くなかれ、スティーヴン・マックレーに惚れ直しました

いつものように、超高速シェネが炸裂して観客のハートを鋭く射抜いてました。
スティーヴンの隣で一緒にクルクル回ってるのがこれまた超人レベルのロホだからいいようなものの、前回2月に彼を見たときは組んでいたのがロベルタ・マルケスだったから、スピード違い過ぎてかなりちぐはぐだったのを思い出す。


隣席で見ている友人T子も何やらモゾモゾと怪しげな動き*。
(*この反応は彼女が萌えている証拠)
T子いわく
「色男過ぎ(笑)。しかも『過ぎ』(笑)」

この「色男」とは絶妙な表現で、スティーヴンの場合若い(なんとまだ26!はっきり言って老けているが、Stellaは年上好きだからいいのだ)のにオトナの色気がかなりムンムン出ている。


Stellaは改めて、自分の好みの男性はどこか女性的な美しい顔立ちをしていて、大人セクシーなタイプであること発見。
化粧似合うわ~スティーヴン。
またしてもT子に「Stellaの好みはわかりやすい」と笑われた。

マックレーに関してもうひとつStellaの注目ポイントは、顔の表情。

スティーヴンのニヒル(昨今ではなかなか使わないボキャブラリーだが、この形容詞がピッタリだと思う)なスマイルと、流し目」と呼べばいいのだろうか(こっちも使わないがこれまたしっくり)、あの色気たっぷりすぎる眼差し。極めつけは(必殺)片眉あげ。
顔の演技も全開です。

かっこいいのに笑える。これはStellaのツボ。
友人から「おまえのツボはよくわからん」と定評のある、クロウトなツボです。


★タマラ・ロホを初めて拝みました。★


そしてタマラ・ロホは舞台上では美しく、オフステージではかわいい

楽屋口から現れた瞬間、あちこちから「かわいー!」と声があがっていました。
乾かす時間がなかったのか、漆黒の髪を濡らしたまま真っ赤なワンピースで出てきて、終わってもキトリな感じ?でした(笑)

2月にガラ形式で見たアリーナ・コジョカルの「ドン・キ」もまさに驚異、インド人でなくてもビックリのバランスと技の連続でしたが、タマラもまた静止も回転の軸も安定感が並外れている。
コジョカルに勝るのは演技力かな、というかキトリがハマり役なのね。愛らしく茶目っ気たっぷりで、スペイン人らしい情熱と色香が漂う。

Stellaが前回、コジョカル・コボー組で驚愕し、強く印象に残った180度開脚のキトリをバジルが片手リフトして何秒も静止するシーン。


これはロホ・マックレー組は両手リフトでした。

あとね、マックレーはランベルセができないのかにゃ・・・?脚をあげるだけで済ませていたのでアレって思いました。
ランベルセはぐりん、て脚をあげて後ろに持っていきながら背中をそる、こういうヤツ。
シムキン君のランベルセは女の子たちよりもぐにゃりと背中が反っちゃうのでやりすぎ?くらいに見えたりする

東京バレエの皆さんも素晴らしかったです。
特にエスパーダ役の木村さんと、キューピッド役の高村さんが印象に残りました。
木村さん(ランベルセもマネージュも綺麗、マントさばきもバッチリ★)は日本人でここまで踊れる人がいるのねーー!って嬉しくなったし、異常なキュートオーラ炸裂の高村さんは人間離れした華奢なプロポーションであなた妖精専門ですか?!ってくらい適役。

そして全体的に女性はおきれいな方がなんて多いんでしょう、うらやましい。


★出待ちはすごい人だかり★

昨日は整列してサインを貰うサイン会形式ではなかったため、2人のスターに大勢のファンが詰め寄って結構たいへんでした。
Stellaはサインを貰うこと自体にあまり興味がないのであっさり断念。近くでロホとマックレーが見られただけでとても満足。

同僚Mさんの予言的中、Stellaは翌日のオシポワ・ワシーリエフ組の「ドン・キホーテ」チケットも、この日の会場で発売していたので結局買ってしまった。
というわけで、また今日も上野です。


ワシーリエフは今年一月のボリショイバレエ来日時に「スパルタクス」で初めて見て、評判通りの身体能力の高さとダイナミックさに感動しましたが、出待ちしたいと思う程にはStellaの心を動かさなかった。

今日はどうかな?
ペアのオシポワの方に惚れちゃったりして…(彼女も踊りがかなり男前だから、可能性無くもない)

早く夜になれ(^O^☆♪

fin.

2012年3月27日火曜日

Russian Ballet Icons Gala in London

こんにちはー。

先日、ロンドンでとっても羨ましいバレエ公演があったみたいなのでシェアしたいと思います。

題して「ロシアン・バレエ・アイコン・ガラ」。
アンナ・パブロワのイギリス移住100周年記念という建前で、あんまりパブロワと関係ないガラだったみたい。笑 (彼女が踊ったことのない「白鳥の湖」のパドドゥとか含まれてたり、ね)

1881生まれのパブロワは当時のスターバレリーナで、=ロシアン・アイコンというワケ。

London Coliseum
Russian Ballet Icons Gala
London Coliseum
Sunday 4th March 2012

http://balletnews.co.uk/ballet-news-reviews-russian-ballet-icons-gala/

演目は以下の通り。
1. Le Corsaire (海賊): 
Anastasia Stashkevich, Viacheslav Lopatin
2. Compassione: 
Giuseppe Picone
3. Giselle(ジゼル): 
Alina Somova, David Makhateli
4. Russkaya(ルスカヤ): 
Ulyana Lopatkina(ウリヤーナ・ロパートキナ
5. Romeo And Juliet(ロミオとジュリエット): 
Iana Salenko(ヤーナ・サレンコ), Marian Walter
6. Life is a Dream (世界初演、Fei Bo振付): 
Tamara Rojo(タマラ・ロホ
7. La Dame aux Camelias(椿姫): 
Alina Cojocaru(アリーナ・コジョカル), Alexandre Piabko (アレクサンドル・リアブコ
8. Cor Perdut (ナチョ・ドゥアート振付): Svetlana Zakharova(スヴェトラーナ・ザハロワ), Andrey Mekuriev (アンドレイ・メクーリエフ
9. Splendid isolation 3: 
Irina Dvorovenko, Maxim Beloserkovsky
10. Raymonda Pas de Deux(ライモンダ): 
Tamara Rojo(タマラ・ロホ), Sergei Polunin(セルゲイ・ポルーニン
11. Manon(マノン): 
Daria Klimentova(ダリア・クリメントヴァ), Vadim Muntagirov(ワディム・ムンタギロフ
12. La Bayadere(バヤデール): 
Evgenia Obraztsova(エフゲーニャ・オブラツォーワ
13. White Swan Pas de Deux(白鳥の湖): 
Myriam Ould-Braham(ミリアム・ウルド-ブラーム), Alessio Carbone
14. La Prisonniere: 
Lucia Lacarra(ルシア・ラカッラ), Marlon Dino
15. Pavlova and Cecchetti: 
Ulyana Lopatkina(ウリヤーナ・ロパートキナ), Marat Shemiunov

…という、垂涎ものもいいとこ、これでもか!!なメンツを揃えてのガラだった模様。
いいなーいいなー、これそっくりそのまま東京に持って来てプリーズ!

出演者。写真は小さいが、ファンなら気合いで見つけよう、あなたの好きなダンサー!
・・・と思ったけど、今度世界バレエフェスに来る人をオレンジ、そうでなくても今年に入ってから東京に来た人を紫にハイライトしたら、殆ど同じメンツ。

なんてラッキーなんでしょう、東京のバレエファンは!!!!



さて。抜粋になりますが、批評はというと、(上記リンクの批評は辛口ですが美しい写真がたくさん載ってるので是非見てください)

1. タマラ・ロホとセルゲイ・ポルーニンの「ライモンダ」はこのガラ1番の拍手喝采を得た。―


まず、ポルーニンが健在でホッとしました。別の方のブログによれば、何ら危うい所もなく、何時もながらの切れ味だったとか。

Stellaはロホは生で見たことないけど、この2人なら間違いなく神技の応酬、かつパートナリングも良し。そりゃ凄いだろう、見たかった!

但しこの記事を書いた方は全体的にポルーニンに当たりが辛く、「ポルーニンのジュテが空を穿ち、ロホは決してセンターラインからズレないフエッテの連続でそれに応える。二人はこのテクニックをノーブルなニュアンスで見せる(ロホの場合)。"僕を見て!ベルを付けてもこんなコトが出来ちゃうんだよ!"とややあからさま(ポルーニンの場合)。」
そうか、そのノーブルなロホを見るのが楽しみだ。


2. ムンタギロフとクリメントヴァのコンビが素晴らしかった。―

この二人は組んで長いのですね。
2月に「くるみ」のパドゥドゥを見て、長そうな安定感を見せてましたが、やっぱり。

写真は、二人の「マノン」ベッドルームパドゥドゥ。
まぁー素敵!!



っていうか、クリメントヴァとの仲を疑いたくなるような「ロミジュリ」写真をStellaは発見してしまった。


妬けちゃうわ~~

それより何より、こんな若いのにムンタギロフ君は既婚・・・
真相は確かめてません。

話を戻しますが(脱線してしまった、失礼失礼)

ムンタギロフとポルーニンは同じ年のローザンヌで競ったのですね。ポルーニンが金賞、ムンタギロフは銀賞だった上に、その後共にロイヤルバレエ・スクールで鍛錬したそうですが、この記事は大変辛辣に「彼らの今を見よ。ムンタギロフは英国国立で世界中を旅し、自由を手にしている。一方ポルーニンはひどいプレッシャーの中、最近英国ロイヤルを退団…」と書いています。

そんな往年のライバルな彼ら2人が先月東京でコジョカルの「ドリーム・プロジェクト」で同じ舞台に立っていたのですね。
ポルーニンは天才にありがちな繊細かつピリリと神経質なオーラで、ムンタギロフ君はパートナーのクリメントヴァと仲良く終始柔らかな笑顔でした。
2人の雰囲気は対照的だけど、2人とも才能に溢れた素敵な青年達という印象。

本日発売の「ダンスマガジン」に二人のインタビューが載ってましたが、ポルーニンが退団した理由などについて語っており興味深いですね。。。
ムンタギロフ君、やっぱり何処に行ってもクリメントヴァを絶賛なんですね。笑

3. 幕開けの海賊、ロミジュリ、最後のPavlova and Cecchettiはイマイチだった

イマイチと評された上記3つのうち最後を踊ったロパートキナ。
ミハイロフスキーのShemiunovとのペアはSchool-room piece(お遊戯)みたいだったと酷評。


4. コジョカル、リアブコの「椿姫」は完璧だった。


曰く
「アリーナ・コジョカルはどんな作品もどんな風にでも踊ることが出来る。
『椿姫』はもってこいの作品だ。長い髪を垂らし、白いドレスに身を包み恋人を愛でる。ハッキリ言ってステップはどうでも良い(そのステップも完璧だったのだが)と思えた。彼女とリアブコの燃え盛る情熱が席巻した」。

Stellaもコジョカルの「ドリーム・プロジェクト」Bプロでこの二人の椿のパドゥドゥを見たけどさ、やっぱり感動の嵐だったわ

わずか10分かそこらの、二人だけの、何も小道具もない舞台で、客を泣くほど感動させられるコジョカルとリアブコには本当に参った、どんだけ拍手しても足りないくらい。

またこの二人が見られるといいな。


個人的にはナマで見たことないけどとっても気になる、ルシア・ラカッラが出演してたのにピピっと反応。
マーロン・ディノ(バイエルン州立バレエ)と「ラ・プリゾニエール」(ローラン・プティ振付)(この作品はプルーストの「失われた時を求めて」を元にしているらしい)を踊ったのが見られて、いいわね~ロンドンの人達~って感じ。

fin.