2012年5月31日木曜日

イタリア旅行記⑷ マッシモ・ムッル編

5月20日(日)
「マルグリットとアルマン」2回目

今度はプラテア(平土間)最前列、真ん中より少し左寄りの特等席で鑑賞した「マルグリットとアルマン」。

ちなみにスカラ座のチケットは、同演目では1人2枚までしか取れない決まりになっているらしく、マッシモの出演する日は3日とも全部見るStellaのこの日のチケットはある恩人に譲っていただいたのだ♥ 多謝。


イタリア旅行記⑵ スカラ座編に前述した通り、この「マルグリットとアルマン」に関して言えばStellaは右手から見るのがベターだと思った。
しかし恩人の言うとおり、プラテアなら最前列が無難。完全な平土間で傾斜が無いため、前に背の高いイタリア人に座られてはかなわない。



バレエに詳しい我が同僚Mさん曰く、昔はプラテアに座るような平民は舞台よりもパルコ(ボックス席)にいる貴族を見物に来ていたとか。ナルホドー。



今日も好調、ムッル・モンタナリ組

初日は興奮気味のためあまり冷静に見られなかったStellaも、二回目は流れを追いつつ「今日の調子はどうかな」などと考えながら見る事が出来た。
相変わらず感動的で美しいお二人。


途中札束をマルグリットの顔面に投げ付けるシーンで、アルマンのタキシード(?)のウェスト部分に隠してあるお札が、なんと一枚しか出てこず、ひらひらと寂しく舞うというちょっとしたハプニングも。
マッシモが咄嗟に再度背広の中に手を入れたので、もう一度札束を出すのかと思いましたが、そのまま演技を続けました。
見ていたStellaのほうがドキドキ冷や冷やしてしまって、しばらく気になって集中出来なかった。でも当人たちはちゃんと落ち着きを取り戻して役柄に入り込んでいました。


最後はマルグリットを失ったアルマンの慟哭、これはマッシモならではの真実味があって何度見ても胸に迫るものがあります。観客の涙と惜しみない拍手をいざなっていました。
「マノン」のラストを彷彿とさせます。



出待ちの多さにビックリ

さて、出待ち。

初日もお友達とサイン貰いに待ってみたのですが、なんと!意表を突いて主役のお二人(エマヌエラとマッシモ)はすでに帰ったとの事。拍子抜け&かなりガッカリだったのです。

そんなわけで、今日は是非一目会いたい!まさかまた帰っちゃってないよね…??とドキドキの出待ちです。
まずビビったのが、出待ち人口の多さ。東京文化会館あたりの出待ち規模は世界でも最大と勝手に思っていたのですが…

それぞれが誰のファンなのかは知る由もないが、普通に考えて主役のエマヌエラとマッシモは、出てくればひと目見たいしサイン貰いたいと思うものだろう。

普通なら身支度により時間がかかるのは女性なのに、エマヌエラはとっとと出で来て(当たり前だ、マルグリットが終わって2演目めの最中に身仕度出来るのだから。)、かなりファンに対し優しく愛想よく挨拶して、お友達とおしゃべりしたあと去って行った。
サインに応じるエマヌエラ・モンタナリ

ところが主役の片割れマッシモ・ムッルはなかなか出てこない。最初は大勢いてStellaをビビらせていた出待ちの客たち(マッシモ目当てかどうか知らないが)も、ぞろぞろ帰り始めた。

日本からはるばる来たStellaは別として、残された少数精鋭=辛抱強く待っているファン=は、常連風のおじさんおばさん、もとい、おじいちゃんおばあちゃん達(6人くらいか?)である。

…ああマッシモ…。あなたはそんなにイケメン長身で輝けるスカラのエトワールなのに、真のファン層はこの面々なの? 囧rz
性格的に騒がれるのは嫌いだろうし、だからワザと遅く出て来ているのかとも思うが、それにしても今や年に一度きりの出番(←あんたは彦星か?!)、もう少し熱い感じで出迎えられてもいいのでは、と何だか気の毒になった。

その忠実なファンの彼らも、あまりにマッシモ登場の気配無く、さすがに気を揉み出した。みな口々に「ムッルはまさかもう帰ったのか⁈」と心配し始め、出てくるダンサー達に「ムッルは?」と尋ねている。しかし、パートナーのエマヌエラ・モンタナリに聞いても、昔「さすらう若者の歌」を一緒に踊ったりしてたガブリエル・コラド君に聞いても、皆「知らない」と言う。

ガブリエル・コラド

…マッシモ、ひょっとして友達居ないのか?
かく言うStellaも、まさか秘密の裏口からこっそり抜け出したのでは…?!
((((;゚Д゚))))))) ←なんのために
などと思ったくらいである。

とうとうシビレを切らしたおじさんが楽屋口を入り警備員に尋ねに行って、「まだ出て来てない」との情報をもって戻ってきた。



ライバルはゲイモデル?!

その出待ちの中に、やたらと目立つ輩がいた。長身長髪のモデル風な男性。顔立ちはかなり濃く、その個性的いでたちからも、ダンサー風情というよりどちらかというとモデルかファッション関係者。
幕間の時点ですでに目に付く存在だったので、「ふぅーん、こういう人もスカラ座にバレエ見にくるのか」と思っていたら、初日も今日も超本気で出待ちしている。

Stellaの女の直感が「このゲイモデル(←決めつけ)、絶対マッシモファン」と告げている。
ひた待ちに待ちわびる様子もせつなげで、かなり乙女な感じを醸している。
そして、只者ではない雰囲気!いったい、何者…⁈?? (−_−#)



遂にお目見え、マッシモ

やっと現れました。
ロン毛をなびかせたマッシモが
((((;゚Д゚)))))))
現れた瞬間おじいちゃんたち、「ああ~!髪の毛!」と勝手に納得。
いや、いくらロン毛でも乾かすのに1.5時間かかんないから。

そうしておばちゃんおじちゃんたちがサイン頂戴、写真撮ってもいい?と代わる代わる群がる。
負けるなアジア人代表!と自らを鼓舞し、Stellaもおずおずと近寄ってってパンフにサインを貰った。♡♡

超キンチョーッ! \(//∇//)\
でも7ヶ月ぶりに会えたのだから、感動もひとしお。
とってもステキで感動しました、舞台…なんて、言いたいけど胸いっぱいでロクにしゃべれないStella。

そうしてマッシモはファン達に別れを告げ、長い髪をなびかせて颯爽とミラノの街並みに消えて行ったのでした。

fin.

イタリア旅行記⑶ フィレンツェ編

5月19日(土)
フィレンツェ散策、バレエ鑑賞MaggioDanza「4 temperaments」他

ミラノでの3日間を親愛なる友人・F子と過ごしたStellaは、朝のナヴィリオ運河を散歩し、別れを惜しみつつ一旦ミラノを出る。
朝のナヴィリオ運河

オシャレなカフェで、最後のひととき。

Stellaがイタリアで1番好きな街、フィレンツェ。
今回はスカラ座の舞台が18日夜、20日昼間、23日夜というスケジュールのため、たった一晩でまたミラノへトンボ帰り。

それでも、フィレンツェの
バレエ団MaggioDanzaによるバランシン振付「4 temperaments」と、Suzan Linke振付「la notte trasfigurata」(浄夜)のチケットを早々に押さえてしまっていたから、フィレンツェ行きも決行。

雨が降ったり止んだりしていたのであまり街並みの写真を今回は撮りませんでしたが、おりしもかの有名な「ミッレ・ミリア」(Mille miglia)開催中で今日はフィレンツェ通過の日!

ミッレ・ミリアと言えば、昔イタリア人の車好きな友人に誘われて、日本のミッレ・ミリアのスタートを見に、原宿まで行ったのが懐かしい。
ヴィンテージカーに乗った堺雅章や近藤マッチを見てなんだかビックリ、というか高価でレアなヴィンテージカーを所有しているからにはこういった機会に脚光を浴びたいっていうイベントなのねー、などと思ったものだ。

しっとりと雨で濡れるフィレンツェの街を、オープンカーで通過して行く美しき車とそのオーナー達…日本の原宿ふぜいとは違うわっ


さて、中途半端な時間しか残されていない哀れなStellaは、夕方5~6時に閉まってしまう美術館や教会にも、晴れていたら見晴らしの良いはずのサン・ミケーレの丘にも登らず、ただそぞろ歩いた。

バレエは20:30からなので、トスカーナ風前菜とトスカーナワインでアペリティーボ!当然でしょう。


この前菜盛りがたったの9ユーロ。
ワインも赤白グラス3~4ユーロで8種類ほどあり、ついつい3杯も飲んでしまった。
いやいや、そんくらいで酔ったり、バレエ中に眠くなったりするようなヤワなStellaでは御座いませんので、ご心配なく。

バランシン振付「4 temperaments」と、Suzan Linke振付「la notte trasfigurata」(浄夜)

簡素に書くとするならば
4 temperaments : つまらん
浄夜 : すごくきれいで良い

上記を踊ったのが同じ人達とは信じ難いほどの豹変ぶり。
振付ってダンサーの印象をここまで左右するのね…ダンサーを生かすも殺すも、振付家だと学んだStellaであった。

この浄夜を振り付けたSusan Linke、ググッてもあまり情報が出てこなかったので期待はしておらず、正直マッジオ・ダンツァが見たかったのと、バランシンの方の演目を見るために予約したようなものだったのですが、期待と裏腹に「浄夜」、また見たいくらい気に入りました!

パンフにあった情報では、どうやらSusan Linkeは、かの有名なピナ・バウシュと同世代の現代振付家の1人で、もしかするとこれからもっと名を馳せるかもしれませんね。

エミリア州で、地震!

5月20日の午前4時頃、Stellaの安らかな眠りを、あの慣れた地震の揺れが覚ました。

一瞬、東京の我が家にいるかと錯覚したが、薄闇の中で部屋の景色が違う。
あれ?ここはイタリア、フィレンツェのはず。地下鉄もないし、朝のゴミ収集車の音もしないし、第一木造でもないのにこのホテルが揺れるか?

しかも、結構揺れは長かった。うーん、いくらここがイタリアと言えど、これは地震だよな。何十回も経験してるんだから間違い無いはず…
そして揺れに慣れたStellaとしては、もちろん二度寝。(( _ _ ))..zzzZZ

翌日電車の中で、向かいの人が読んでる新聞の一面にデカデカと「エミリアで地震」と載ってたので、やはりかなり大きい地震だったんだなー、と知りました。

日本に帰ったら、「皆に大丈夫だった??」と聞かれて、あらそんなに大きく報道されたの?って今更驚いたわ。

全くの偶然で翌日(21日)行くことになるフェッラーラの街が震源だと、フェッラーラ出身の子が言ってたけれど、街の様子を見ても特に地震の被害や影響は感じませんでした。

fin.

2012年5月29日火曜日

イタリア旅行記⑵ スカラ座編

5月18日(金)
ガルダ湖、そして待ちに待った「マルグリットとアルマン」

2日目は、都会から離れてガルダ湖に行くことにした。
F子曰く「湖で心と体を清めてマッシモに会いに行くべし」。
…おいおい、Stellaの心と体は、いつ穢れたんだ?

ヴェネツィア方面の電車で約1時間。ガルダ湖の入り口、Desenzano del Garda(デゼンツァーノ・デル・ガルダ)に到着。歩いて15分くらいのところに町があり、遊覧船乗り場から乗船。


Sirmione(シルミオーネ)で降りて、お城から湖を眺めたり、湖畔のリストランテの木陰で美味しいランチとフランチャコルタ(メトード・シャンプノットで作られたスパークリングワインなので、非常に繊細で美味)を頂いたり。




そうして心も体も清らかになった(?)Stellaは、マッシモの待つミラノへと戻りました。


スカラ座

人生初のスカラ座。初の海外バレエ公演。何よりまずカッコいいのが、スタッフさん(チケット切ったり、席へ案内してくれる人たち)のユニフォーム。
詰め襟で丈の長い黒のローブみたいなのに、重たそうなペンダントを首から下げている。

かぁっこいい~~(・∀・)
しかも、アジア人と見れば英語で話しかければいい、と思っている観光客なれしたミラノの商業施設の従業員と違い、ちゃんと「右行って階段登って左」とかってイタリア語で教えてくれるのがまた、好感♪

桟敷席の入口からの眺め。開始前・休憩中は鍵がかけられている。

Stellaは、初日は1階(日本でいう二階)桟敷席の、No.2つまりステージから2番目に近いボックス席に陣取った。
ステージのほぼ真横、オーケストラボックスの真上である。
場所を変えて3回鑑賞してみたが、結論から言うとこの席が一番よかった。

オペラグラスなしでもダンサーの表情がはっきりと見えるほどの至近距離。(T ^ T)
ときたま、アングルが横すぎて見るのが厳しい時もあった(踊り手が舞台右袖近くにいる時見えない)けれど、「マルグリットとアルマン」の場合は、左から見るより右から見たほうが表情がよく見える場面が多いからだ。

 「白」のシーン。
束の間の幸せなひと時を、美しいパドドゥと表情の演技で魅せてくれます。


札束をマルグリットの顔に叩きつけるシーン。
あの穏やかなマッシモが…((((;゚Д゚)))))))と驚くほどの、激しい怒りの表現。
マルグリットを高く持ち上げる連続リフトも、ダイナミックに決まっていました。

イタリアくんだりまでこんな短い演目を見に行くの、正直どうなんだろう?と自問自答することもあったけれど、やはり行って良かったと思える、すばらしい舞台でした。

エマヌエラ・モンタナリもとても良かったし、2人のパートナーシップも長年組んで来ただけあって、息ぴったり。

感動をありがとう。

fin.

2012年5月28日月曜日

イタリア旅行記⑴ ミラノ編

5月16日(水)
ミラノへ到着

成田を午前便で出て、ミラノへ同日夜に到着。
パリに住む友人F子も合流して、ナヴィリオ地区のホテルで久々の再会!
お土産に、ラデュレのマカロン(新味でサクラってのが出たみたいですね)と、フランスのバレエ雑誌「Danse」と「Danser」を買ってきてくれた。♡

腹ペコの2人は会うなり早速遅めの夕食へ。キッチンがクローズするくらいの時刻だったので、ホテル近くのプーリア州料理の店へ。
http://www.acquasala.it/
安易なソリューションの割に当たりなレストランで、前菜盛りも手打ち生パスタも、とっても美味♡でした。オススメできる店です。


5月17日(木)
ダヴィンチ「最期の晩餐」、ドゥオモ、ビゴンゼッティ「ロミジュリ」。

時差ボケで早起きのStellaと、朝は食欲無し子のF。泊まったホテル「Art Hotel Navigli」の朝食はStellaがイタリアで見た中で1番充実していて美味しかった。部屋もきれいでサービスも悪く無く、オススメできる。


http://www.galahotels.com/detail.aspx?hotelid=410380&sr=gg&gclid=CPKogPDAorACFUZNpgodATyEYg


「最期の晩餐」

8時半。さっそく出かける。
朝一番に、日本から前もって予約しておいた、レオナルド・ダヴィンチ「最期の晩餐」を見るため、サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会へ。

ガイドのお姉さんの英語はイタリア訛りが強すぎて半分しか理解出来ず(しかも洞窟みたいによく響く石造りの建物の為、日本語だったとしても辛いかも)、少し残念。
そして、これ一枚見て説明受けるだけなので、あっと言う間に終わってしまった。涙

きれーだったぁ「最期の晩餐」(l'Ultima cena)。

キリストの服は死を表す赤で、ラピスラズリで出した綺麗なブルーの布を肩から掛けています。
元々多くの含蓄のある、よく考えて描かれた作品ですが、全体的に淡い色使いで輪郭もはっきりしない(修復のせいもあると思いますが)ので、余計にミステリアス。
例えば9人の聖人たちのそれぞれの手が何処に置かれているのか、テーブルや衣服に馴染んでしまって分かりにくいのです。


 そして、キリストのちょうど真下がキッチンへの入り口だった為、アーチ型に切り取ったように失われており、キリストや他の聖人の脚がどのように置かれていたのかも、今となってはわからない。
同じグループにいた一人の男性がガイドさんに質問しました。「なぜ切り取られた部分も修復しないのか」。
ガイドさん曰く、イタリアの法律で、無くなってしまった。部分まで修復することは出来ないのだそう。

ドゥオモ

Stellaが初めてミラノに来た頃(2003?)、ドゥオモの正面は修復真っ只中で、悲しくテントに覆われていた。
その後はすっかり化粧直しして真っ白な美しい姿を見せていたが今度はてっぺんのマリア様を頂く小さな棟など、一部微妙に修復中。
それでも、5,6回目のミラノにして初のドゥオモ登上に挑戦…というより、見るべきところはもう見たし、他に観光らしき事があまり残っていなかったのである。

天気にも恵まれ、遠くに雪の残る山脈が見えた。あらゆる尖塔には230体の聖人が立っている。ドゥオモ前広場を見下ろしたら、さすがに高くて怖かった。((((;゚Д゚)))))))


ランチはブレラ地区のトスカーナ料理レストラン、Torre di Pisa (ピサの斜塔)へ。
http://www.trattoriatorredipisa.it/it/home.html
ミラノ在住の友人オススメとあって、穴場的な場所にありながら、とっても美味しかった。


フレッシュな木苺♥に、アイスクリーム。こんなに木苺ふんだんに食べたの生まれて初めてでカンドーしました!

計らずも今夜行く劇場、Piccolo teatro Giorgio Strehlerの目と鼻の先。今夜そこへ行くとウェイターと話していたら、「後ろのお客さん達はそこの関係者ですよ」とな。なんたる偶然 (^O^)/

マウロ・ビゴンゼッティ「ロミオとジュリエット」

先般当ブログでも紹介した「Kings of the dance」、2008年マッシモ・ムッル主演「メディテラネア」などでStellaが個人的にも好きかもしれない、と注目してる振付家ビゴンゼッティ。
今はNY在住ですが、たまたま彼の作品のイタリア公演期間中ということで、見に行きました!



「ロミオとジュリエット」は下記のイメージ写真が綺麗なのですごく期待して行きました。


解説によれば「最後から始まり出会いの場面で終わる」という面白い構成らしいけど、見ててもそこまではっきりどれがどの場面なのかわからなかった。Stellaがもっとバレエ百戦錬磨だったら、この音楽はこのシーン、と特定しやすかったかもしれませんが…
リピートの振り・音楽が多く、結構長かった。正直途中で辛かった。←もともと、コンテンポラリーが苦手なStella。

それよりビゴンゼッティ本人が見れたのが何かカンドー。
周囲の人々は全然反応してないから、もしや人違いかと不安になるほど放って置かれていた(一応)有名人・マウロ。
黒いTシャツに白ジャケット、胸にポケットチーフでオシャレさん☆でした。

fin.

2012年5月27日日曜日

イタリアより帰国。

ただいま~
無事帰還いたしました!(`_´)ゞ

今更ながら、そういえばこのブログは「Stellaの日記」だった、と思い出しました。
という訳で、日記のようにイタリア旅行での出来事を綴りたいと思ってます。仕事溜まってるから、小出しになるとは思われますが…

でもとりあえず、今日は寝させてもらいます。
飛行機、疲れた…(( _ _ ))..zzzZZ


2012年5月16日水曜日

イタリアへ出発!

皆様、

Stellaはいよいよ今日出発です!
ここまで来るのに色々準備を手伝ってくれたT子に、Special thanks!!!

行ってきまーす!

2012年5月4日金曜日

デビッド・ホールバーグ便り

ご無沙汰しております、(友人T子に)大好評、絶賛連載中のデビッド・ホールバーグ便り。笑

Stellaの好きなマッシモと違い、ホールバーグ氏のニュースは探すのに苦労しない。それどころかツィートで自ら発信してくれる。…はぁ~

今回は、2008年以来彼がレギュラー参加している、Kings of the dance(KO'd)絡みの動画やなんかを集めました。

KO'd 2011-2012のフォト・ストリーム。
こちら、ホールバーグの公式サイトにあげられている写真も含まれてますので、公式フォトグラファーによるものでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=_-0X9OrV4kc&feature=relmfu
もいっちょ。
http://www.youtube.com/watch?v=IqLcZBhjb-8&feature=relmfu

こちらは2009年、ニコライ・ツィスカリーゼ、ホセ・カレーニョらと踊った年のリハシーン。ホールバーグ、若い!!!モスクワ(?)の街角でじゃれ合う姿が可愛いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=W6MTphaS4X8&list=PL6FE4B91041C7E373&index=5&feature=plpp_video

これはキーロフでの公演の模様。
ホールバーグのソロがじっくり見られる貴重映像。うつくしひ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=VPWKda63_3w&feature=related
http://vimeo.com/38999481

ジュリー・ケントとデビッド。
http://vimeo.com/16484825

最後に、BBCニュース
3分すぎのところで、Lady Gaga is someone that inspires meと言っています。先日ご紹介したイタリアのヴォーグ・ウオモ5月号の記事(http://vimeo.com/38999481 これが撮影風景ビデオ。ファンなら鼻血出して卒倒しそう(^◇^;) )で、ホールバーグはLady Gagaのインスピレーションだとの言及があり、事実関係を知りたいなあと思っていましたが、お互いにインスパイアされてるっつーことですね。具体的に何かコラボしたのかは不明。
ネクタイして踊っているのは、ABTレパートリーのBright streamです。
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-15425477


てなわけで、お楽しみ頂けたでしょうか?
動画関連は、著作権問題でいつ何時削除されて永久に見られなくなっても仕方ありませんので、ほんと貴重ですよね。(^_-)

Stellaの最近のショックな出来事は、2000年のバレエフェスのファニー・ガラの映像がこぞって削除されたこと。。・゜・(ノД`)・゜・。
あの真面目なマッシモの、ホセ・カレーニョのごっついジゼルと踊る、おふざけアルブレヒトが消えちゃった!
同じくStellaの好きなスペインの貴公子ジョゼ・マルティネスの美しいローズ・アダージョも‼
今その年のファニー・ガラ画像で残っているのは1つだけ。
イリ&オットー・ブベニチェク兄弟のパドゥドゥのみです。涙
http://www.youtube.com/watch?v=1Je9mLWCf7k&feature=youtube_gdata_player

上に貼ったホールバーグの動画たちも消える日が来るでしょう。今のうちに、エンジョイしてください。

fin.

パリオペ・エトワール公演2012について

今更ですが、今年の冬にやってきたパリ・オペラ座のダンサーたちからのメッセージビデオを見ました。
「Love from Paris エトワール」に先駆けて撮影された模様。
・・・なぜ、男性ダンサーのみなのか?不思議ですが、興味深いです。

日本語字幕がついています。
http://www.youtube.com/watch?v=tlxCK78LL7c&feature=bf_next&list=HL1336106431

バンジャマン・ペッシュ団長から。
さすがはアーティスティック・ディレクター。マニュエル・ルグリもよくしゃべるけど、この人も饒舌。
団長らしく、東日本大震災後の日本に対する思いやりの言葉。
あのプログラムがローラン・プティへのオマージュの意味合いもあるとは存じませんでした。
・・・・っていうかStellaが観に行ったBプロでは、ペッシュ本人が腰を痛めてプティ作品はキャンセルになったっていう(`・ω・´) そのせいで、楽しみにしていたイザベル・シアラヴォラも見れなかったの~(´;ω;`)
最後に、「こんばんわ!」と言ったのに(可愛かったですね!)、違和感を感じられる方もいると思いますが、これはフランス語でBon soir(こんばんわ)は、夜出会い頭の挨拶としてだけでなく、別れ際にも用いるからです。
別れ際のボンソワールは、こんばんわではなく、「良い夜を」という意味です。("お休みなさい"はBon nuit=ボンニュイ)。


次にスジェのヤニック・ビトンクール君
マイ王子と呼んでいますが、・・・・・やっぱりしゃべりが下手っていうか、シャイですな。苦笑。
好感が持てます。
もう2回も日本に来ていた(今年の冬が3回目だった)とは知りませんでした。

そしてフロリアン・マニュネ。
この人は頭の良さそうな、クールな(気取らない)しゃべりをしますね。
出待ちしたときもそういう印象を受けましたがそのまんまです。背も一段と高いですし、すでに主役も踊っている彼は今後がとても楽しみ。

続いてこの間「バヤデール」でエトワールに昇進した、ジョシュア・オファルト。
彼もまた照れ屋で、優しいお兄さんて感じですね。

お次、(来日しないのだから無くても良いのに、と思いますが)マチアス・エイマン。
なぜ来日出来ないかという理由を語っています。
疲労骨折の治癒が悪くて手術、安静にしないと行けないということです。
8月のバレエフェスにはくるようなので、完治していることを祈ります。

トリはマチュー・ガニオ。
実はStellaはガニオが話す声を初めて聞きましたが、ちょっと予想に反してました。
意外とよくしゃべる。見た目のソフトさから予想するようなソフトな声ではなかった。などなど。

Stellaはガニオのことが正直あまり好きになれる気がしないのですが、ひとつ感心しちゃったのは日本でどの演目を踊ったかというのをきちんと覚えているところです。
当たり前?なのかな、でも彼はいろんな国で踊って、日本にも何度も来ているはずだから、いちいちきちんと覚えているのはやっぱり日本をちょっと特別に思っているからだと思います。

"北海道に行きたい"だなんて、いいこと言うじゃ~ん(Stellaは北海道出身)、、、、これがヤニック・ビトンクールだったら・・・と思ってしまう。←めっちゃ勝手。
最後のVenez nous voir danser~♪(僕らが踊るのを見に来てください)の言い方が、キュートですね。

そしてこちらは、ドロテ・ジルベールと、フロリアン・マニュネが被災地(宮城)を訪れた時のドキュメンタリー。
http://www.youtube.com/watch?v=54_9T0SRB9Y&feature=autoplay&list=HL1336106431&playnext=1

ドロテもフロリアンも、子ども達を見つめる表情が優しげで、こういうことをしてくれたのが彼らであったのが嬉しいですね。

2012年5月1日火曜日

ABTオープニングナイト・ガラ

早くホールバーグ王子の来シーズンスケジュールが公開にならないかなぁ~
と、マブダチT子。
残念ながら、まだ彼のオフィシャルサイトにもABTサイトにも情報はない。

それはそうとMET(Metropolitan Opera)では5/14にアメリカン・バレエ・シアターによる素敵なガラが開催されるようだ。
2012春シーズンのハイライトで構成されたこのプログラム。
キャストを見ると、Stellaの好きなコジョカル(しかもこないだ引退したアンヘル・コレーラと組む)や英国国立のムンタギロフ君の名が!
ムンタギロフ君は、ABTのゲストとして契約したんだよねー、めでたいめでたい\(^o^)/

シムキン君はソロですね。「レ・ブルジョワ」ってどんなのだろう。

ここにも出没、ロベルト・ボッレ。
そんなに精力的にイタリア内外で出演してよく怪我しないね…ちょっとくらいマッシモに出番譲ってよ…と言いたくなるくらい引っ張りダコ。

そして同じくペア出張多数、オシポワ・ワシーリエフ組。

ホールバーグはトップバッターですね。
観たいなぁ、こんなプログラム…(@ ̄ρ ̄@)

CAST

La Bayadère Act II Pas de Deux: Polina Semionova, David Hallberg

Swan Lake Act II Pas de Deux: Irina Dvorovenko, Maxim Beloserkovsky

Romeo and Juliet Balcony Pas de Deux: Diana Vishneva, Marcelo Gomes

Swan Lake Act III Pas de Deux: Gillian Murphy, Vadim Muntagirov

Manon Act I Pas de Deux: Alina Cojocaru, Angel Corella

Don Quixote Act III Pas de Deux: Xiomara Reyes, Herman Cornejo

Onegin Act I Pas de Deux: Julie Kent, Roberto Bolle

Flames of Paris Pas de Deux: Natalia Osipova, Ivan Vasiliev

Le Corsaire (Odalisques): Sarah Lane, Misty Copeland, Isabella Boylston

Le Corsaire Bedroom Pas de Deux: Paloma Herrera, Cory Stearns

Blue Pas de Deux: Veronika Part, Thomas Forster

Les Bourgeois: Daniil Simkin

Thirteen Diversions (Toccata & Adagio/Finale): Company