2012年7月6日金曜日

シルヴィ・ギエム Leone d'Oro受賞


6月8日から24日までヴェネツィアで開催されていたダンスの祭典、Biennaleですが、20日にシルヴィ・ギエムにLeone d'Oro alla carriera per la danza賞を贈るセレモニーがありました。
Stellaはビデオの中で貴賓席にマッシモ・ムッルの姿が見えないか探してみたけど、やっぱり居ない。(/_;)



シルヴィに授与されたこの賞は過去の受賞者を見ても、Merce Cunningham (1995), Carolyn Carlson (2006), Pina Bausch (2007), Jirí Kylián (2008), William Forsythe (2010) など名だたるメンツ揃い。

イタリアメディアでわりと華々しく取り上げられてるので、記事、多数。


こちら、シルヴィの写真や動画リンクいっぱい。
http://www.danzadance.com/sylvie_guillem/

シルヴィは受賞式でルドルフ・ヌレエフがいなければ今の自分はなかったと語っています。

インタビュー画像。シルヴィ、イタリア語も上手なのね Σ(゚д゚lll)
びっくりしたわ。
最初の6分半はシルヴィ出て来ないから飛ばしてね。



Sea shepherdについても言及。

相当ハマってるみたいねえ。シーシェパードは捕鯨に反対する環境保護団体ですが、シルヴィが世界ツアーを行っているプロジェクト6000 miles awayは基本的には東日本大震災で被災した人々や動物たちへの援助が目的です(フランスと日本の距離を示唆する6000マイルに遠くから日本を想うシルヴィの気持ちが表されている)が、シルヴィが自ら"踊れなくなったらフルタイムの活動家になっても良い"とまで言うシーシェパードについても、公演会場でのメッセージングなどを行っているよう。
去年の日本でのHope Japan Tourではもちろん震災のため、としか打ち出されてなかったので、日本人は知らない方が多いかも。

そのシーシェパード設立者であるポール・ワトソン(シルヴィはポールワッツと呼んでいるので一瞬誰のことか分からなかった)とルドルフ・ヌレエフの2人に対し、今の自分があるのは彼らのお陰と受賞に際し感謝の言葉を捧げています。

ダンスの受賞式スピーチなのになんでその人がヌレエフと同列やねんっ!とツッコミたくなるけれど、彼女の生き方に影響を与えた二大人物なのでしょう。


イタリア語読めるかたは下記記事も読んでみてください。多くのメディアがプレス発表そのまま書き写しなのに対し、これはちゃんと書かれてます。
http://www.teatrionline.com/2012/06/sylvie-guillem-in-6000-miles-away-leone-doro-alla-biennale-di-venezia/

あ。マッシモのこと以外は訳するの面倒くさがってるの、バレた?

一字一句正確に訳さなくては!!っていう奇妙な義務感?がマッシモ関連記事だとあるんだけど、それ以外は概ね意味が変わらなければいいかしらんって思っちゃう、スタンスの違い。

だってマッシモは特別なんだもの

だから許して❤
ごめんちょ。




fin.

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