2012年7月27日金曜日

Stellaの好きなダンサーたち

暑いですね~~

もうすぐ世界バレエフェスですね!
ずーっと楽しみにしていたこのイベントも、もう目前です。

当然、会いたかった・会ってみたかったダンサーたちの来日が待ち遠しいですが
来日するメンツの中にStellaが会いたい人は、実は意外と少ない。
2人しかいない。

それはスティーブン・マックレー様(2回目)とジョゼ・マルティネス様(初)である。

ジョゼはやせ型長身・中年(おいおい)・黒髪・ノーブルで知的なタイプという、もろStella好みなのだ。

去年パリオペを引退し、現在スペイン国立バレエの監督に。

スティーブンは身長低め、(顔立ちは美しいですが)赤毛でちょっと先述の好み路線からは外れますが、その超絶技巧っぷりにすっかり魅せられてしまった。(2月の「アリーナ・コジョカル・ドリーム・プロジェクト」で初めて拝見)
タップダンスの名手でもあるスティーブン。
Stellaは、現在の予想を裏切るような素敵なダンサーが現れて、フォーリンラブ❤しないかなー?と、ちょっぴり期待している



でも。


よく考えてみたら、すでに好きな人いっぱい居た。エヘ

好きなダンサーは「一バレエ団ひとりまで」にとどめるというルールを自分の中で勝手に決めたStella。
際限なく「お気に入り」が増え続けないようにするためである。


まず不動の一番はスカラ座のマッシモ・ムッル
条件も理由もなにもいらないワ


Stellaの永遠の恋人・マッシモ・ムッル

他、特に順位はないのでランキングではありませんが、「一バレエ団ひとりまでルール」にのっとってつらつらと上げていくと、


①王子系
泣く子も黙るその美しさに目が。たとえどんなに後ろの方に居ても見つけられるわよ!

Stellaにとっての「王子」は(今のところ)ただ一人。
パリ・オペラ座 ヤニック・ビトンクール(スジェ)

日本で目下売り出し中のビト君。そのエレガントな美しさは天下一品

「第二王子」の出現なるか??

王子は一人で十分、と思うStellaだが、周囲からはあまり信用のないStellaのフィデリティ。



友人T子の「王子」であるためStellaブログに頻出
ABT デイヴィッド・ホールバーグ(プリンシパル)

次回の来日が待ち遠しいホールバーグ。実は声や話し方もStellaは好き。

長~~い手足にノーブルないでたち。金髪、ブルーグレーの瞳で友人T子を虜にしているホールバーグ王子。本人曰く「ABTでも『ホールバーグ王子』と呼ばれている」そう。

実はホールバーグ王子はおそらく、「一バレエ団ひとりの法則」を遵守するならば、間もなく(バレエフェスで)同じABTのダニール・シムキン君@超絶技巧系にその座を奪われる可能性大。
そこで順位入れ替えがなかったとしても、11月の「ダニール・シムキンのすべて」てその魅力をあますところなく披露されれば、来日予定の立たないホールバーグはもう立ち場ナシ
>許せT子…
日本で大人気、コドモのような大人シムキン君。いろんな意味で驚異的



②キモカワ系
キモくても、濃くても、ちょっと変でも、見ているこっちを楽しくハッピーにしてくれるのが一番。

ボリショイバレエ ニコライ・ツィスカリーゼ(プリンシパル)

見るたび驚きの柔軟性とテクニックのニカ様
最近Stellaがハマっている、ボリショイの大御所ちぇすか(T子が命名したツィスカリーゼの内輪ニックネーム)。
ドキュメンタリー「Strictly Bolshoi」では呆れるほどの駄々っ子ぶりと傲慢アーティストぶりを披露(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/07/blog-post_16.html)。
それもあっさり許せてしまうほど、素晴らしい才能の持ち主だ。



③うっとり系
アゴがしゃくっていても、頭髪に危機を感じても、踊りの美しさにやっぱりうっとり。

キエフバレエ デニス・マトヴィエンコ(監督)

6月にニーナ・アナニアシヴィリのパートナーとして来日したデニス。上の写真はザハロワと。
先出ホールバーグ王子と共演した「Kings of the dance」でキレのある踊りを見せていたデニス。
6月東京でのニーナ・アナニアシヴィリとの「白鳥」ジークフリート王子はものすご~く素敵だった。
(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/06/blog-post_26.html)

次回は年末年始にキエフバレエを連れてやってくる。
Stellaはもう買ったもんね
「眠れる盛りの美女」と「ジゼル」。楽しみ~~~♪



④超絶技巧系
たとえ写真で「好みでない」と切り捨てても、実物をみるとやられてしまう、予想裏切り逆転ホームラン系。


無所属 セルゲイ・ポルーニン(元英国ロイヤルプリンシパル)
今回のバレエフェスでは当初英国ロイヤルプリンシパルのタマラ・ロホ(彼女もちょうどロイヤル引退ですが)と全幕ドン・キホーテを踊る予定でしたが、十分に調整の時間が取れないとの理由で降板。残念ながら再びお目にかかれるのは何時になるのかわからない。

「マルグリットとアルマン」ロホとポルーニンはよく組んでいるがこれから離れ離れになってもこのペアは続くのか?
先日ご紹介した「不思議の国のアリス」でのハートのジャック役はとっても素敵だったワ
(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/07/blog-post_17.html)


英国ロイヤル スティーブン・マックレー(プリンシパル)
マックレーとポルーニンは二人とも、先述「アリーナ・コジョカル・ドリーム・プロジェクト」で2012年2月に来日し、Stellaの目をにしちゃった人たちである。
(詳細はhttp://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/02/b.html)
英国ロイヤル「Titan, Metamorphosis」 Sara Lambと。

お気づきかもしれないがStellaは滅多に金髪を好きにならない。
上記のホールバーグ、マックレー、シムキンは例外的、そもそも外見以外の理由で好きな人たち。



⑤渋い(おっさん)系
中年好きのStellaにはたまらない層。すでに40歳越え、監督になってしまっていること多し。本人が踊る姿を見られる機会が少ないのが難点。

スペイン国立バレエ ジョゼ・マルティネス(監督)
世界バレエフェスティバル出演も今年で最後か?!
来年のパリオペラ座来日公演「天井桟敷の人々」など、振付にも積極的。とても器用で知的、多彩な男性ダンサー。Stellaはジョゼがパリオペのドロテ・ジルベールやマチアス・エイマンと踊った「コッペリア」のビデオを見て惚れた
ついに実物を拝める日がやってきた!!うれしぃ~(*´∀`*)


⑥癒し系
疲れた心に滲みる笑顔❤

英国ナショナルバレエ ワジム・ムンタギロフ(ファースト・ソリスト)
1990年ロシア生まれの186cm、英国ナショナルバレエで活躍中のムンタギロフ君。ダリア・クリメントワ女史と組むことが多いですが、クリメントワはどこかのバレエ団の監督を狙っているという噂もあり。またムンタギロフ自身もアメリカンバレエシアターなど外での出番も増えているため、これからの飛躍が期待されます。



⑦これから系
これからが期待の若者たち。青田刈り的にチェックして、成長を見守るのが楽しみな人達。

ウィーン国立 ダビデ・ダト
4月に来日したウィーン国立バレエの公演では「こうもり」のマキシム・ド・パリの3人のウェイターのひとりだったダビデ君。ひときわ小さな顔と、線の細さが際立っていた。

Stellaが気に入るだけのことはある、やっぱりイタリアだった。(笑) なんでも、一部では「第二のボッレ*」なんて言われたりしているみたいよ。(@_@;)
*(”歩くギリシャ彫刻”とか言われちゃってるスカラのエトワール、ロベルト・ボッレのこと)



シュツットガルトバレエ ローランド・ハヴリカ
6月のシュツットガルトバレエ団の公演では、メジャーを嫌う傾向のあるStellaは、マライン・ラドマーカーにも、フリーデマン・フォーゲルにもちっともなびかず。一番男前だったのは何気に「じゃじゃ馬ならし」のスー・ジン・カン(女性)だと思ったくらい。(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/06/blog-post_09.html)

シュツットガルトはバレエ団全体のまとまりとレベルの高さが際立っていてとても楽しめたのだが、そのような中でちょっとキモカワ系な役でかわいらしかったのが、ローランド。(しゃれ者のホーテンショー役)



以上。

目下たったの11人よ。

この後、まだ見てないハンブルグとか、ベルリンとか、マリインスキーとか、もっと言うと部分的にしか見てないABTとか英国ロイヤルとかパリオペなんかも見たりしたら、もう大変なことになります。たぶん。

「一バレエ団ひとりルール」がいったいいつまで遵守されるものか、我ながら見ものだなーっなんて、他人事のように思っている。

男性の話ばかりでごめんなさいねっ


fin.

~~~
追記

ローランド・ハヴリカと思ってアップした上の写真は実は別人であることが読者様の指摘で判明しました。この場を借りてお詫びします。シュツットガルトのダニエル・カマーゴ君だそうです。

4 件のコメント:

  1. はじめまして、そしてこんにちは。いつも楽しいブログ記事をありがとうございます。ところで、ローランド・ハヴリカはすごくいい役者&ダンサーだと思うのですが(実はシュツットガルトでオネーギンを観た時にはグレーミン役で出演していました)、写真は別人です。アップされている写真はダニエル・カマーゴという若手のホープの写真です。彼は今シュツットガルト・バレエで一番期待されているダンサーなんですよ。

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  2. naomiさん
    コメントありがとうございます!ご指摘、「あっちゃー」って感じですがそれよりもこのブログ始めて2つめのコメントがとてもうれしいです。(^^)
    ハヴリカの写真だけ、自分でも確かではなかったのでやっぱりそうだったかーと思いました。汗
    加筆修正しておきます~

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  3. Stellaさん、返信ありがとうございます!なんと2つ目のコメントだったとは光栄です。
    ローランド・ハヴリカの舞台写真、私もちょっと探してみたんですがなかなか良いものがないですね~。
    http://www.stuttgarter-nachrichten.de/inhalt.ballett-eine-nacht-zwischen-wachen-und-traeumen.1e920c7d-abee-4810-8045-ddba95468846.html
    くらいでしょうか。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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    1. こちらこそ、コメント戴いて光栄です。よくブログ拝読させていただいてます。ご存知の通りバレエ初心者でわからないことだらけ、間違いだらけなので、今後も色々教えていただければと思います。m(_ _)m

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