2013年4月11日木曜日

デニス・マトヴィエンコ、キエフ監督を”クビ”に?!

この春、バレエ界は何かとニュースが多くてStellaも入ってくる情報全部は紹介できない。

Stellaの大好きなデニス・マトヴィエンコに事件が…!

最近のデニス。ニーナ・アナニアシヴィリと、白鳥のリハ中。


2011/11から出身地ウクライナのキエフバレエの監督に就任し、去年12月から今年1月にかけてのキエフ来日でも、監督を務めながらもプリンシパルダンサーとして優雅な姿を見せてくれた。
Stellaは「ジゼル」(ペアのベテラン、フィリピエワも良かったし、ミルタ役のカテリーナ・カザチェンコは人間離れしたプロポーションと高度なテクニックで魅了してくれた)と「眠れる森の美女」(デニスはとっても素敵だったがパートナーのオリガ・ゴリッツアに難あり。リラの精役のカザチェンコがこれまた抜群のプロポーションとテクニックで残酷に主役から目を奪う)を拝ませていただき幸せな気分になれた。
キエフのサイトのプロフィールはキツめに写ってますが、実際はとても美しいカザチェンコ

さてそのマトヴィ様、なんと2011年の11月に提出された芸術監督としての契約書が、サインされていなかったということが今年の2月初旬、「ラ・バヤデール」プレミア開幕直前に判明。キエフ・オペラの総監督もこれを認めたという。
マトヴィエンコ自身、自分が実はオフィシャルには芸術監督ではなかったことを知らず、その役割を1年以上に渡って務めてきたことになる。4/8のプレス・カンファレンスで、「これは甚だしい暴挙であり、僕とキエフのダンサー達をあざむく行為だ」と語った。

マトヴィエンコの名はキエフのカンパニー・サイトで今、芸術監督ではなく「other dancers」欄に移されたという。

Denis Matvienko has been ‘fired’ as artistic director of the Kiev Ballet, but it was a position that apparently he had never officially held. From November 2011 he has been fulfilling the role, but has found that the contract had never been signed, according to Korrespondent.net.
Yesterday, at a press conference, Matvienko said,
"At the beginning of February, I found out that I am not the artistic director of the ballet company of the Kiev Opera and never have been.
It was just before the première of La Bayadère, and I did not say anything immediately to not cause a stir. The Director of the Kiev Opera confirmed this fact. It turns out that my contract, submitted in November, is not signed. During this time I was leading the company, giving statements on tour, while not knowing that I didn’t hold the role. This is a flagrant violation, cheating me and my artists."
Matvienko’s name has been moved on the company’s site from the role of Artistic Director to join the names of the other dancers of the company.
Denis Matvienko has been ‘fired’ as artistic director of the Kiev Ballet, but it was a position that apparently he had never officially held. From November 2011 he has been fulfilling the role, but has found that the contract had never been signed, according to Korrespondent.net.
Yesterday, at a press conference, Matvienko said,

2013年4月9日火曜日

セルゲイ・ポルーニン失踪と自傷癖

Stellaも好きなダンサーのひとり、セルゲイ・ポルーニンの何だか悲しいニュース。でも、Stellaはポルーニンが嫌いになれない。心配だけど、きっと近い将来ハッピーに踊る彼が見られると信じてる。

英Telegraph紙より。
先週Peter Schaufuss監督によるMidnight ExpressがLondon Coliseumで開幕(4/9)する直前(先週木曜)に失踪した事件で世間を賑わしたポルーニン。彼と同時に降板になった(姿を消した)イーゴリ・ゼレンスキーと2人でSchaufuss監督と仲違いをしたからというだけでなく、精神的に鬱のような状態だったという噂も流れている。

ちなみにこのバレエは1978年にトルコの刑務所で起きた事件を元に制作されたそうな。中にスキャンダラスな同性愛的内容も含まれているとか、振付やそのアーティスティック・ディレクションに賛同出来なくてプロダクションから降板することになったとか、いろいろ噂されている。

英国ロイヤルバレエのプリンシパル最年少の栄光も突如捨て去って世間を驚かせた彼ですが、若いのかなんなのか、自分の内面を語ることも臆さないもよう。
失踪前のインタビューでは、"アドレナリンを出すため"に自分で自分の体を傷つけたりしていたと告白。自ら、鬱状態だったことや、またそういう時の自分にとって自傷行為が一番良い方法だとも語った。
両親の離婚では精神的ショックを受けたものの、以来「自分を哀れに思ったり、何かを悲しいと思うのはやめた。そういう感情を殺した」という。

ウクライナ出身、現23歳の天才的ダンサー。2012年1月に急に英国ロイヤルを退団。翌月に日本で同バレエ団のプリンシパルらが参加する「アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクト」にはコジョカルらの奔走でかろうじて出演出来た。
ロイヤルのプレッシャーの大きさに耐えきれず、「頭の中に火事が起きたような」状態だった彼は、ナイトクラブで遊んだり、コカインを服用して舞台に立ったことも認めている。今は「ほとんどドラッグは辞めた」というが…。

バレエはもっと気楽なスタンスでやり、友人と所有するタトゥーの会社でビジネスをやりたいと当初話していたが、その後ミュージカル「オペラ座の怪人」に出演してその卓越したダンスの健在ぶりを披露。また二月のタマラ・ロホ(元ロイヤルのプリンシパル)のフェアウェルでも「マルグリットとアルマン」でROHへカムバックを果たし、「以前よりも踊るのが楽しい」と発言していた。
現在、イーゴリ・ゼレンスキー率いるモスクワのStanislavsky Music Thater (スタニスラフスキー・ミュージック・シアター)およびNovosibirsk State Academic Opera and Ballet Theater (ノボシビルスク州歌劇舞踏劇場)のプリンシパル。

Sergei Polunin spoke of depression and cutting himself before walk-out

Sergei Polunin, ballet’s prodigal son, spoke of his bouts of depression and cutting himself before he walked out of his latest British production - Midnight Express.

Sergei Polunin rehearsing in Moscow in January
Sergei Polunin rehearsing in Moscow in January Photo: Davide Monteleone/VII Photo
 
The Ukrainian dancer caused a stir last week by disappearing just days before the opening night of the Peter Schaufuss ballet Midnight Express.
He was said to have fallen out with the director, while friends hinted at depression playing a part in his decision.
In an interview given before his walk-out, he spoke of an inner turmoil, speaking openly about the cuts he has inflicted on his own body to get “adrenaline rushes”.
He told today’s Sunday Times Magazine: “You get to feel good. You do it when you’re kind of down, sort of depressed.
“You just go to sleep normal. You don’t do it when you’re happy. It’s the best therapy for myself, I find.”

The 23-year-old previously walked out on the Royal Ballet in January last year after the pressure became too great, and later admitted he had spent his nights clubbing and even performed while on cocaine.
In his most recent interview, he recalled feeling as if “I got a fire going into my head. And one more thing and that will be it, you know. I will just walk out.”
But he took drugs to satisfy his curiosity, to think about things and “just to learn something”, rather than to party, he insisted. At the time of the interview, he said he had “pretty much” stopped doing it, however.
Earlier in his life he had managed to suppress the pain he felt at the break-up of his parents’ marriage by dint of what he describes as determination.
“I said I would never feel sorry for myself or feel sad about anything again,” he said. “And from thereon…I killed that feeling.”
Hundreds of Midnight Express ticket-holders were left disappointed when he disappeared on Thursday, with fans fearing they will not get their money back from the English National Opera despite his departure.
The production, based on a 1978 Turkish prison drama, is scheduled to open at the London Coliseum on Tuesday, with tickets costing up to £120.
http://www.telegraph.co.uk/culture/9977234/Sergei-Polunin-spoke-of-depression-and-cutting-himself-before-walk-out.html

ナタリア・オシポワが英国ロイヤルプリンシパルに

昨日サッチャー元首相がお亡くなりになり、イギリスはその話題で持ちきりですが、同日のニュースで、英国ロイヤルバレエにナタリア・オシポワが2013/2014シーズンからプリンシパルダンサーとして迎えられると伝えられました。
【出典】英国ロイヤルHP
http://www.roh.org.uk/news/natalia-osipova-to-join-the-royal-ballet-as-a-principal-dancer

プリンシパルとして最初のパフォーマンスは「ロミオとジュリエット」にカルロス・アコスタと組んで。オシポワは今シーズン(2012/2013)アコスタと「白鳥の湖」で既にロイヤルオペラハウスにはデビュー済み。

ミハイロフスキーにプリンシパルとして所属する以外に、アメリカン・バレエシアターでもプリンシパル、またミラノ・スカラ座でもゲスト・アーティストを務めています。

すごいわー このウィキペディア、Stellaがこの記事書いてる最中に昨日のアナウンス反映したわよ!↓15秒前にアップデートされましたって出たからビビった。
http://en.m.wikipedia.org/wiki/Natalia_Osipova

fin.

2013年4月8日月曜日

フランス語 こぼれ話② 【アルファベ編】

皆さん、おひさ。

新学期が始まりましたね。
と言っても、まさかStellaは学生じゃない。でもある意味今Stellaにとって、この学期はちょっぴり重要な節目なの。
なぜって、なんだかまた語学オタの虫が騒ぎ始めちゃって、この4月から1人勉強が始まったから。ウフ

そんな訳でしばらく使ってなかったオベンキョ用の脳みそをリハビリしまーす
途中挫折するかもだからあんま大きな声じゃ言えないケドね、なんと4ヶ国語同時進行。こうなるとハッキリ言ってもう変態の領域だけど、まあいいじゃない。

今度の4ヶ国語の中にはフランス語は入ってないけど、今回は!フランス語を学び始めたお友達のAiちゃんのために連載始めまーす

頑張るAiちゃんに愛をこめて送るエール!!


とはいえStellaはコツとかヒント的なことしか書くつもりない。だって教科書みたく全部説明したらつまんなくて一気に読む気しなくなるし、第一そんなの書いてるこっちもつまらん

ちなみに以下、これまでStellaが書いた仏語テーマのブログ。
「フランス語 こぼれ話」(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2011/11/blog-post_11.html)というタイトルで ^ つまりaccent circonflexe (アクサン・シルコンフレックス) について。
「バレエ用語とフランス語」(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html)。
①で止まっちゃってる「仕事で使うフランス語①」(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2011/11/blog-post_15.html)
「フランス語の詩的表現」(http://i-diari-di-stella.blogspot.jp/2011/11/blog-post_16.html)


Aiちゃんのためにどっから始めようか迷うとこだけど、最初はやっぱりABCから?


★フランス語こぼれ話 【アルファベ編】★

頭の片隅に置いておくとイイかもよ?なアルファベに関する雑学、いってみよー
  ε=┌(;・∀・)┘イッテミヨ!!

仏語には基本的に英語の26文字と同じアルファベ(alphabet)を使います。これだけでもすでに仏語を学ばれる皆さんはラッキー!!って思わなきゃダメです。Stellaは今ロシア語の33文字を覚えようと頑張ってるとこ。_φ(・_・ йфждшщюыцэ… ほらっ。フランス語は簡単でしょ?
ただし2個くらい(この辺テキトーに覚えておけばいい)変なのが混じってます。

ύ
œはoとeがくっついたやつ。でもキーボードとか文字がなければoeって書いてもいいんだって。çはcににょろっとセディーユっていうのがついたもの。Sの発音なのに素直にSとしないのにはワケがある。Sは仏語ではZの濁った発音になることあるからね。また後日説明します。
あと他はaeiouの母音にそれぞれ3種のアクセント符号(「´」=アクサンテギュ、「`」=アクサングラーヴ、「^」=アクサンシルコンフレクス)、トレマ(¨)が付くことがあるから、26以上あるように見えるけど、実はただの目印(発音ほぼ同じ)だから、あんまり気にしなくていい。

œとçを使った単語の例↓
sœur (soeur) 姉・妹
cœur (coeur) 心臓
leçon レッスン
garçon ギャルソン、ウェイター

こんぐらい「アラかわいいってぐらいに思って乗り越えましょう。



★フランス人にとってエキゾチックな文字?!★

下記のアルファベは基本、外来語にしか用いないらしい。
K
W
Y

じゃー、Kayoko Kawabata (カワバタ・カヨコ)さんなんていうお名前の方は、とっても異国的な感じになりますね。

日本じゃちょっと考えられないけど、フランスは(イタリアもそうだけど)戦争ダイスキな国だったから、駅とか通りとか広場の名前に、戦場の名前含む歴史上の英雄(将軍とか)の名前を付けられていることも多い。
ご存知の方も多いでしょうけど、フランスでは通りの名前は「○○通り何番地」って全部ぜ~んぶ名前がついてます。それがまた風流じゃ

あんま風流じゃないけど、KやWを使った仏語というと例えば!
メトロの駅Bir-Hakeim これも1942年のリビアのビル・アケムの戦い。パリのメトロ駅や橋の名前になっているだけでなく、リヨン、マルセイユ、ボルドーなどでも広場や通りの名前となっています。

Avenue Kléber クレベール将軍の名前から取った大通り名。

Avenue Wagram こちらも1809年ヴァグラムの戦いから来ています。ナポレオンがオーストリアのヴァグラムというところでフランス軍18万、オーストリア軍15万という大軍同士が激突し、合わせて7万以上の死傷者を出した。戦いはフランス軍が勝利し、オーストリアはシェーンブルンの和約を結んで屈服した。

上記はみんな外国の地名とか人名などの固有名詞なので、珍しい文字K, Wが使われていますね!
あとねー、文法とは関係ないけど、通りの名前は本当面白くて、結構ユニークなのとかあって飽きないよ❤ 世界の都市の名前とかね。
rue de Rome
rue de Constantinople
などなど。こうやって通りの名前を見上げながら楽しく歩けるのがフランスの街なのだ

では今日はこの辺で。

fin.

2013年3月28日木曜日

デイヴィッド・ホールバーグ写真館 3月号

ご無沙汰してます。
最近、我らがT子(Stellaのマブダチ)のLOVE、デイヴィッド・ホールバーグ氏の記事や写真がわりと盛んにアメリカのメディアに出没している。

あと三週間もすれば五反田ゆうぽうとで生を見られるという氏ではあるが、なかなかイイ写真もあったので、解説なしの手抜き投稿と言わずにお楽しみ頂きたい。

ちなみに、ABT(American Ballt Theater)の2013 Spring Seasonも公表に。王子の出番が多いのはよいことだ。
http://www.metoperafamily.org/metopera/season/abt/index.aspx
このリンクはNew York Times(March 8)に出たインタビュー記事。
http://www.nytimes.com/2013/03/10/fashion/david-hallberg-the-prince-of-tights-leaping-onto-a-new-world-stage.html?ref=fashion&_r=1&



さて、ここからは鬼のように写真をアップしたのでご覧あれ。

American Vogue April, Dancing with stars
By Annie Leibovitz
(3 photos)
これ、色使いがすごく素敵です。





Exhibition Magazine Dorian issue
Photo: Daniel Jackson
Editor: Tiina Laakonnen
(8 photos)
T子、鼻血ちゅうい!!王子のせくしーお写真。
















どのメディアか不明ですが
by Daniel Sannwald
(2 photos)



Carine Roitfeld's CR Fashion Book Issue #2
"A fearless instructor and her devoted pupil"
Photography: Kacper Kasprzyk
http://crfashionbook.com/post/43150315580/once-upon-a-dance-a-fearless-instructor-and-her





以下、StellaがLINE Cameraで遊んじゃった版。(T子に殴られそう)


クリソツ。




最後は、WSJ (Wall Street Journal)なぞというハイソなメディアに出た時の、じぇーむずでぃーん風?王子でお別れです!


fin.

2013年3月17日日曜日

スカラ座バレエキャスト発表

昨日発表になりましたね、スカラ座。

スカラ座のエトワール(ザハロワ、ボッレ、ムッル)が誰も来ないのはもう諦めた。文句言う気も起きない。普通にスカラ座と関係なく楽しみである。
一つだけがっかりしたのは、エリス・ネジャ君がメインキャストに居ないこと。ペトラ・コンティと公私共にパートナーとして抜群だと思うのに。だいぶ売れっ子になってきたネジャ君よりコヴィエッロを売り出したいのね、今度は。

今度また詳しく書くかもしれないけど、このコヴィエッロ君は、イワン・ワシーリエフがスカラ座デビュー(3/1ノートルダム・ド・パリ)の幕が開く30分前に背中の怪我でドクターストップ、突如降板になり、観客のブーイングの中代役に抜擢。かなり困難な雰囲気の中踊って拍手をモノにしたという。イタリアバレエ界で今ホットな人なのだ。

まっ、いずれにしてもStellaはイワン・ナオコ(オシポワ嬢のこと)組とコジョカル・フォーゲル組を両方見に行くつもり♡

●公演日程&キャスト

9月20日(金)6:30p.m. 
ジュリエット:アリーナ・コジョカル/ロミオ:フリーデマン・フォーゲル

9月21日(土)12:00p.m. 
ジュリエット:ペトラ・コンティ/ロミオ:クラウディオ・コヴィエッロ

9月21日(土)6:00p.m. 
ジュリエット:ナターリア・オシポワ/ロミオ:イワン・ワシーリエフ

9月22日(日)3:00p.m. 
ジュリエット:アリーナ・コジョカル/ロミオ:フリーデマン・フォーゲル

9月23日(月・祝)1:00p.m. 
ジュリエット:ナターリア・オシポワ/ロミオ:イワン・ワシーリエフ



2013年3月11日月曜日

Danse 2013 3月号

突然ですが、これ欲しい。買いたい。

マッシモ出てるかもしれないから。

しかも何と、可能性としては、2箇所に!

一つは表紙からもわかる通り、スカラ座のプティ版「ノートルダム・ド・パリ」のレビュー。
もう一つはシルヴィ・ギエム「6000 miles away」ローマ公演のレビュー。
以上二項目が載ってるということまでは、目次で確認済み。但し、マッシモ・ムッルの扱いがどのレベルなのかは実際に雑誌を手に取るその時までのお楽しみである。

期待してまッス。