2012年2月16日木曜日

ロスから東京へ

夏のようなロサンゼルスから極寒の東京へ帰国しました。


海外を愛してやまないStellaともあろうことが、
楽しかったけど、どんなに寒くてもアメリカより日本の方がいい
Stellaの肌にはやはりアメリカは合わないと確信した、そんな旅でした。

でもアメリカのくせに(←差別的発言)ロスでの食事は意外と美味しかった。

そういやカリフォルニアに来たのにまだカリフォルニアロール食べてなかった

滞在最終日近くなってそう気付いたStella。
同僚が、お気に入りの寿司屋に連れてってくれた。


★ロスで食べる寿司★

「乾杯」というその寿司屋には、カリフォルニアロールはもちろんのこと、「Soy paper」なるもので巻いた手巻きがあるという。http://www.kanpai-sushi.net/
日本人の店員にソイペーパーって何ですか?と尋ねると、「まめのりです」。とまるで知ってて当たり前のように回答する。
聞いたことないけど、「ここでしか食べられない」に弱いStella。

ソイペーパーの手巻きずし。中身はアボガドと蟹マヨ
後でググると「海外の寿司店で使われている海苔の代用物。大豆たんぱくを原料としてシート状にした食品である。磯の香りのする海苔が苦手な外国人のために作られた。口に入れると大豆の甘味が舌に残り、溶ける感じがする。」とのことであった。(ていうか、海苔がイヤなら手巻きなんか食うなっつーの)

この説明はまさに言い得て妙で、結構癖になるようなおいしさだった。
スパイシーハマチロール。わさびアイヨリソースとハラペーニョをトッピング。これも美味しかった



★アメリカでも、王子★

ところで、渡米中にもMさんから、Mさん自らが撮ったビトンクール王子の写真が送られてきた。
鼻血ぶーっ!とか品のないことを言いたくなるほどコーフンしたStella。


じゃじゃん!

本邦初公開、マイ王子の写真(これはStella撮影バージョン)。

どうです?美しいでしょう。

嗚呼、まさに麗人。


この美しさを誰かと分かち合おうと、Stellaは美意識の高い法務のマドンナに写真を転送してみた。


「どうだっ!」と得意げなStellaに対し、マドンナの反応はかなりイマイチだった。

まずは














それは良いとして(よかったねマッシモ)、

「私、王子苦手みたい」

ときて、

挙句に

「馬っぽいっていうか・・・」

う・・うま??!!


世界で2番目に美しい男(注:1番はマッシモ)に向かってなんてことを!!!


…確かに、告白させていただくとビトンクール王子の第一印象は「歯、白っ!!」だったし
(その麗しい口元から爽やかな笑みがこぼれるたび、白い歯が遠くから視認できるくらい光り輝いていた。眩しい笑顔とはまさにこの事)
ほっそり顔に大きな口、そして上下顎がなんとなく前めに出ているから、馬っぽいと言われればそうかもしれない。


★法務のマドンナの誕生日★

先日、そんな辛口なマドンナのバースデイ祝いをした。


Stellaはロス帰りのその日に時差ボケまなこをこすりつつ、マドンナのもとに駆け付けた。

セレクトしたレストランは、ブログを始めたころ紹介した「クッチーナ・ジャンニ」(http://www.cucina-gianni.com/。マブダチ的業者のT子も参加してくれた。


ちなみにT子はこのネーミングをいたく気に入った模様。


Stellaお気に入りのプライベートダイニング「ジャンニ」は相変わらず美味しかった。

好き嫌いや希望を伝えておくと、お任せでお料理とワイン、デザートと飲み物が出てくる。マンションの一室で、一人切り盛りするお若い小崎シェフのおもてなしはとっておきである。

お料理教室も開催されているのでそちらもかなりお薦め。

前菜2皿:ズッキーニとワカサギのフリット、鮮魚のカルパッチョ 菜の花と「アメーラ」トマト


パスタ2皿:
ウニを乗せたイカスミのタリオリーニ。
ペペロンチーノみたくピリ辛だった。そしてイカが物凄くソフトで驚いた(小崎さんのお料理教室でスルメイカ、ヤリイカ、白イカの違いを教えてもらったけど、大きさも味も価格も違うのねー)。あの繊細な味はきっと最高級の白イカだわ。

因みに東京タワーのふもとにある「ジャンニ」で使う食材は、小崎シェフが毎朝築地で仕入れてくる上質なものばかり。


トリッパのパスタ オレンジ風味のオリーブオイルで。


このパスタがマドンナはいたくお気に召したようで、
「すごいねーこのオレンジのオイル」
としきりに感激していた。

メインの自家製サルシッチャとレモン風味の豚の煮込み
デザートのフォンダン・ショコラとピスタチオのジェラート

家に帰っていっこいっこ食べたものをダーリンに説明したらしい。(お気の毒…)

とこのように至極満足していただけたようで、あられ、もといStellaとしても嬉しい限りだ。



★Stella不在中のバレエ鑑賞ランチ★

Mバレエ団長直々の”レッスン”が受けられる、毎週金曜のバレエ鑑賞ランチ。
マドンナ、T子、Stellaの初心者3名がそろったとなれば、この会食においても当重要イベントについて議論されたことは言うまでもない。


StellaがLAに行っている間にも休まず開催されたこのランチに向けて、Mさんの準備は万端だった。
「うまく上映できるよう頑張ります」との気合の入った誓いのメールが届いたくらいである。


しかしながら、マドンナがリクルートした広報のアイドルTさんは突然の会議招集により初参加を延期せざるを得ず、
なんと!マドンナにはMさんからマンツーマンレッスンを受けるというチャンスが棚ボタ的に振ってきたわけである。


マドンナからその濃密なレッスンについて詳細なレポートをいただいた。


まずもって彼女は、先生が忘れては困ると、Outlookから正式に会議のインビテーションを送っておいた。どんだけ。

約束の時間になったので、マドンナはMさんの席を訪ねてみたが、彼女の姿は見えず。
初回のレッスンに用いられていた小会議室を覗いてみるも、会議で使用中。
大会議室にも明かりがついており、会議中のようだ。

一旦すごすごと席にもどったが、
「まさかあのMさんがバレエ関係の約束を忘れる筈もすっぽかす筈もない」
再びマドンナは我らの部署へと引き返し、大会議室をそーっと覗いてみた。

なんとそこには
当然の如く一人先に「白鳥の湖」を鑑賞するM団長の姿が。

マンツーマンレッスンの前に先生の一人レッスンがスタートしていたのだった。
マドンナの予想に反して、まさかの大会議室2人(1人)占め。
大スクリーンで鑑賞会とは贅沢この上ない。


後日StellaがMさんに事情を尋ねると、いかにも当然のように
「先にサラファーノフの見せ場を全部見てました」
と仰せられた。(注:サラファーノフは、Mさんの3本指に入るお気に入り。)

ノビコワ、サラファーノフのカーテンコール

そして満足そうに、いかにサラファーノフが凄いダンサーなのかということを、Stellaにも語ってくれた。
↑すなわち、課外授業。


気を取り直してマンツーマンレッスンは開始された。
初心者向け教材はサラファーノフ王子とソモワ姫による「白鳥の湖」

マドンナによれば、
「とりあえず何を聞いてもMさんからは即答で答えが返ってくる」驚異の知識データベースをいかんなく発揮しての授業だった模様。
しかし残念なことに、黒鳥と王子のパドゥドゥも見ないうちに時間切れとなったらしい。

次回は「白鳥の湖」を最後まで絶対見る!
と固く誓ってマドンナのバースデー祝いは閉会となった。



fin.

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