2012年8月16日木曜日

世界バレエフェス Bプロ



遂にバレエフェスも今日のガラで終わりですね。
一昨日のBプロ最終日はますます盛り上がったようです。

Stellaは全幕「ドン・キホーテ」「ラ・バヤデール」の他、演目の興味深さからBプロは特に楽しみにしていたため、誘惑に勝てずついつい二回(8/12, 13)観に行ってしまった。テヘ

フェス最終日のガラ(8/16)を観に行かないStellaにとり、このBプロ2日間が締めくくりだった。
オリンピックよりバレエのオリンピックが熱い夏。
これは一生記憶に残る年である。



★Bプロ総括★

①引き続きスティーヴンにホの字❥

マックレーとロホは相変わらずシビれるペアである。
オーソドックスな「ライモンダ」のコスチュームではなく、ステキなイブニング風の衣装で登場した英国ロイヤルのスター組。
プライベートでも常にオシャレなロホは、真っ青なドレスがよく似合って可愛い♡

ロホとマックレー

正直マックレーはやや小人だけど、Stellaはこの赤毛のプリンスを見るたび惚れてしまう。
今回もまた、彼のトゥール・ザンレールを見ていると、空中で回りながら回転速度が増していくかのような錯覚を覚えた。
Stellaの大好きな例のニヒルなスマイルも健在。踊るのが楽しいんだろう、ステップ踏んでるうちにニヤッと得意気な微笑みが浮かんでくるもんだから、またまたStellaのハートは撃ち抜かれっぱなしである。



②アイシュヴァルト・ルグリの「オネーギン」にはやっぱり泣いた。


拍手がひときわ大きかったのはこのベテランペア。
難しい絡みが多い中で流れるような動きに少しもよどみがないのは流石でした。

ルグリ様、まだまだバリすごねっっ ほんとに尊敬しちゃう。

Stella、アイシュヴァルトお姉さまのこと結構好きかもしれない。
テクニック、表現力ともにもう神様の領域。



③オシワシはフェスの華

オシポワ・ワシーリエフの体操選手カップルは、連日出血大サービスの疲れがイワン君の方にはやや感じられたが、さすが世界のスーパースター。"フェスはお祭り"ってことをよく理解していらっしゃるわねっ!



全幕「ドン・キホーテ」に始まりBプロでも「海賊」と、盛り上がる(体力消耗系)演目を選び、観客をおおいに沸かせてくれた。
力の限り闘う姿はまさにバレエのオリンピック

しかしオシポワはStellaから見るとやはり踊りのうまい研ナオコだった。
眉間にシワが寄ったかと思うと、それを緩めると同時に今度は眉をぐっと吊り上げるので額にシワが寄る。
普通のカオで踊って下さい、姫。

大口開けて「エスメラルダ」を踊るオシポワ嬢

そしてワシーリエフは「海賊」も「ドンキ」も基本同じだった。バレエの素人・Stellaなんかには、技の名前も不明なんだけども、さまざまな形に開脚しながらジャンプしてみたり、高速回転してみたり、ステージの端から端まで走り回ったかと思うと、オシポワに向かってひれ伏してみたりひざまずいたり、もう大忙し。

超人的体力及びテクニックも、どこかくすっと笑ってしまうお茶目なイワン君だが、その迫力はやはり生で見ると鳥肌モノである。



④トリの「ドン・キ」を踊ったヤーナ・サレンコは超絶技巧も涼しげな顔でさらりとやってのけるすごい人
ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ

サレンコとシムキン(今回の写真ではありません)

8月13日は12日よりもさらに調子が上がっていて、フェッテの最後に4回転か5回転(←動揺のあまり定かでない)してみんなをビックリ仰天させたよ。



★その他★

★マライン・ラドメーカーはひとりでかなり頑張った。途中の狂気じみた叫びにギョッとしてしまったが、その直後の口笛があまりに巧いのでアブナイ精神状態ではないらしいとホッと安堵。
美しい肉体をいかしたソロでしたが、爽やかイケメンだからこそ成り立つキワものという気もします。


同じシュツットガルトのフリーデマンも、Aプロでは面白いコンテ作品を披露してくれましたが、本当にシュツットの方々は芸達者で多彩ですね。


★オスカー・シャコンの極細の筋肉質な体からは、ちょっと両性具有的な魅力がただよっている。野生動物のような繊細で俊敏な雰囲気。


体はめちゃめちゃリーンで、動くたび腿にcut(筋肉のすじ)が浮き立って最初なんか目が離せなかった。
顔立ちも、小鼻がすごく大きいのに絶妙なバランスで整ってとても美しく、日本でもヨーロッパでもあまりお目にかからないエキゾチック・ビューティーでした。


★エレーヌ・ブシェはAプロでは演目が暗いせいもあっていまひとつ印象が薄かったが、「アダージェット」では長く細い手足を活かし、技術力の高さも目立っていた。なかでも甲の美しさが素晴らしく、目をひいた。
胴ががっしり見えてしまうくらい、あまりに手足が細く長いのですが、持て余すことなく優雅に使っていました。



★ザハロワはアラブ風の音楽に乗せて流れるように美しい踊りを見せており、ロングスカート・ロングスリーブでも隠すことのできないラインやポーズの美しさにはっとさせられた。


ペアを組んでいるメルクーリエフははっきり言ってパッとしない
ザハロワの黒子として支えるのはバッチリ息があってたけど、その腹、もしかしてナメてる・・・?(-_-メ)と心の中で突っ込んだぞStellaは。
こんな絶世の美女と並ぶんだから気合いだー気合いーッ!


★オレリー・デュポンはどこまでもすごいらしい。

細かいことよくわかんないStellaだけど、カンペキってこのことねっと思った。
そしてどこまでも美人。にっこりした時、目配せする時など、表情の演技からも目が離せない。
同じくパリオペのこないだエトワールに昇進したジョシュア・オファルト君も、フランス的で綺麗な顔立ちで、ステージからパリの風が吹いてきていたわっ。


★オブラスツォーワ・ガニオ組は、女子2人が踊っているかと見まがうような綺麗さでした。

オブラスツォーワはStella母が好みそうな愛らしいロシア人形のようないでたち。
ピエール・ラコットも振付家冥利に尽きるだろうよって感じの完璧な妖精ッぷり。
難しいテクニックもあらよっと軽く、あくまで妖精です。
あなたその羽根付けて生まれて来たでしょ?!白状したまえ (−_−#)
と思った。

マチュー・ガニオは大きな手がひらひらと優雅に動いて舞も美しかった。
出待ちしていた大勢のファンに飽きもせず丁寧に対応していて、お疲れのところご苦労様です。



★ロパートキナはやはり別格。

凄い。Aプロで見た「ダイヤモンド」はいったい何だったんだ、本当に同じ作品なの?と思った。
ロパートキナは体も動きもポーズもすべて美しく、キラキラぶりが半端なかった。支えるゴメちゃんまでとってもかっこ良く見えました、いや実際素敵でした。

Stellaね、バレエフェス前あんだけ騒いでおいてジョゼ・マルティネス様のこと何も書いてないでしょ。
それは実は彼らの「ダイヤモンド」が地味でなんとなくがっかりしたから。元妻(アニエス・ルテステュ)と組んだこの大人なカップルは落ち着いた成熟のダイヤモンドだった。

だけどねー、やっぱりロパートキナが凄過ぎなんだな多分。




以下、13日のキャストですが基本的に12日も同じでした。


第13回世界バレエフェスティバル  <プログラムB> 
8月13日(月)18:00開演  会場:東京文化会館


■第1部■ 18:00~18:55

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル

「パルジファル」  
振付:モーリス・ベジャール/音楽:リヒャルト・ワーグナーカテリーナ・シャルキナ オスカー・シャコン

「タイス」(「マ・パヴロワ」より)
振付:ローラン・プティ/音楽:ジュール・マスネ上野水香 マシュー・ゴールディング

「エフィ」
振付:マルコ・ゲッケ/音楽:ジョニー・キャッシュマライン・ラドメーカー

「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフタマラ・ロホ スティーヴン・マックレー

<休憩15分>


■第2部■ 19:10~20:05

「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフアリーナ・コジョカル ヨハン・コボー

「ウィズアウト・ワーズ」
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:フランツ・シューベルトオレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパンアニエス・ルテステュ ステファン・ビュリョン

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ピエール・ラコット/音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファーエフゲーニャ・オブラスツォーワ マチュー・ガニオ
東京バレエ団


<休憩15分>


■第3部■ 20:20~21:20

「マーラー交響曲第5番」より"アダージェット" 
振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:グスタフ・マーラーエレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン

「シェエラザード」 
振付:ミハイル・フォーキン/音楽:ニコライ・リムスキー=コルサコフポリーナ・セミオノワ イーゴリ・ゼレンスキー

「アザー・ダンス」
振付:ジェローム・ロビンズ/音楽:フレデリック・ショパンオレリー・デュポン ジョシュア・オファルト

「海賊」
振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ


<休憩15分>


■第4部■ 21:35~22:30

「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルトディアナ・ヴィシニョーワ  ウラジーミル・マラーホフ

「コール・ペルドゥート」  
振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:マリア・デル・マール・ボネットスヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーウリヤーナ・ロパートキナ マルセロ・ゴメス

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーマリア・アイシュヴァルト マニュエル・ルグリ

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクスヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン


指揮:ワレリー・オブジャニコフ  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 
 
ピアノ:髙橋 望 (「椿姫」「アザー・ダンス」「ル・パルク」)


追記。

★コボー氏とコジョカルの「ロミジュリ」にも実はちょっと泣けた

Stella自身含め、周囲からもつねづねどちらかというと不人気のヨハン・コボー氏であるが、このBプロでのロミオはなかなか感動的だった。
いつもはフィアンセ・コジョカルを輝かせるためのサポートに徹する献身的なコボー氏が、コジョカルよりも光って見えたレア・モーメントであった。 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

見直したゾ(*☻-☻*)



★もはやお決まり、ゔぃしにょーわのチュー

まただよ。(−_−#)

全幕「ラ・バヤデール」ではパートナーのゴメスとカーテンコールでらぶらぶしていたディアナだが、Stellaの予想は的中。

Bプロ「ル・パルク」のカーテンコールでも、マラーホフと口づけを交わしておいででした。12日,13日両方ね。(11日を観に行ったT子は目撃しなかったらしいが)

おねいサン… (´ε` )♡
そんな節操のない…

でも「ル・パルク」はけっこう良かった。あれはヴィシ様やマラーホフ王子くらい個性とオーラがある人が踊らないと厳しいだろうと思われる。
しかしヴィシの白シャツには王子のファンデが落ちて付いちゃうのに、王子の白シャツにはヴィシのファンデがつかないってのもどうなの?と細かいポイントが気になるStella。(2日間ともそうだった) もしかしてゔぃしにょーわ様は意外と薄化粧なの⁈

彼女を初めて生で見て、前より全然好きになった。不思議な美しさと魅力をたたえた優れたダンサー、ただし、やや節操が無いらしい…。(⌒-⌒; )




てなワケで終わりを告げたStellaの初世界バレエフェス。
内容濃かったなー…

これだけの質と数のダンサー総計37人集めて通算19日間にも渡るお祭りを開催するなんて、日本のバレエ界が世界に誇れる催しですね!
ダンサーとその家族枠の方々の移動と宿泊、東京文化会館の場所代と連日動員されるオーケストラや舞台裏のスタッフなんかも考えると、かなり運営側は大変でしょうねぇ

観るだけのStellaにとっては二度とない夢のような数週間でした。
皆さんホントにありがとうー!
(=´∀`)人(´∀`=)

fin.


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